タツおうのテンカラ万歳‼

東北新幹線の停まる、那須塩原駅のロータリーに停車をしていました。
駅から出てきたのは、テンカラ大王石垣先生です。
愛知から遥々新幹線を乗り継いで、テンカラ大王石垣先生が来てくれました。
またまたマイデリカに乗っていただき、塩原温泉郷を抜けて車を走らせました。


[テンカラ大王のテンカラシーン]

到着したのは、先頃この日光市の三依に移住したノムリエＴさん宅です。
そしてノムリエＴさんを乗せて、三依渓流釣場さんへ昼食をいただきに向かいました。
三依渓流つり場さんは、管理釣場なのですが、蕎麦が美味しいのです。
名物の山葵蕎麦を冷たいのでいただきました。



お腹も満たされて、いざテンカラだったのですが、ノムリエＴさんおすすめの渓は、新しい先行者の足跡があり、釣れる気配がありません。
車で走ると、釣人がたむろしている集団をちらほらと見かけます。
ノムリエＴさんが漁協の業務で、放流に向かったのですが、おそらく釣人集団は放流待ちなのでしょう。
放流日なので、午前中から多くの釣人が川に入っていたのでしょう。
ノムリエＴさんが放流予定がないと言っていた、先日の夕マヅメを楽しんだ渓に移動しました。

到着すると上流に移動をしない釣人が数名いました。
少し眺めていると、トラック&軽トラが降りてきました。
その中の大きな男が手を振ってます。
そのトラック集団は、ノムリエＴさんもいる漁協の放流部隊でした。
ここは漁協内でもシークレットの放流だったようです。


[豪快に河原まで降りてきました!?]


[その軍団は漁協の放流でした！]

待っていたのか、放流をした脇から釣人が竿を出します。
ところで漁協職員のノムリエＴさんが知らなかった放流を何故待っていたのか、深く考えるのはやめました。
放流を終えた漁協の方々は、石垣先生を見て『テレビに出ている人だ!!』とか『あのDVDの人だ!!』と驚きを隠さずにいられなかった様子です。
ノムリエＴさんも石垣先生がいらっしゃることを漁協の幹部さんにしか伝えてなかったみたいですね。



個人的に放流直後の魚を相手にしたくはないのですが、テンカラ界の巨匠と地元漁協職員はもっと相手にしたくないでしょう。
場所を移動しましたが、どうも気持ちが冷めてしまい、今回は夕マヅメもしないで中三依温泉「男鹿の湯」で汗を流しました。

夜は、先ほど放流でお会いした地元漁協の方々と三依に縁深い釣人さんのバーベＱに参加させていただきました。
さすが石垣先生は大人気で、皆さんからいろんな質問を受けてます。
そして西三郎(VARIVAS2430V-WBL)で巻いた石垣毛バリを惜しみなく皆さんに配ってます。
いつものように配られるウイルス付きの石垣毛バリです。
これで三依は、重度のテンカラウイルスに感染しました。
これから関東のテンカラ聖地になるのかな？


[テンカラ大王石垣先生大人気です!!]

私も漁協の方々とは初対面で、石垣先生と一緒にバーベＱ会場入りしたため、『石垣先生のお弟子さんですか？』と羨望の眼差しで問いかけられてしまいました。
あの眼差しに自信を持ってお応えするために、もっともっとテンカラが上手くならないといけませんね。
蝶々はなかったのですが、地元産の美味しい鹿や猪の肉をいただきながら、初対面の方々ばかりですが会話に加えていただき、楽しい夜を過ごさせていただきました。
そして民泊ノムリエを一晩限定の臨時開業していただき、ゆっくり夢の中へと誘われました。(毎度のことながら、イビキ申し訳ありません。)



バーベＱの最中も雨だったのですが、夜通し雨が降り続いたようです。
テンカラどころか外へ出るのも抵抗がある降雨量です。
少し雨が弱まった頃を見計らい、鬼怒川へと向かいました。
鬼怒川はミツカン機関誌編集長Ｍさんが来ていたので、合流して少々早い時間にランチです。
食事をしていると、雨もやんだので川へ出発しました。


[増水にも負けずに竿を振りますが…]

しかし、川は増水してしまい釣りになりません。
少し上流へ行くと、いくぶんかの流れになったので、竿を出しましたが結果は…でした。
三依に戻って少し竿を出しましたが、やはり増水状態なので、早めに竿を納めて石垣先生を那須塩原まで護送させていただきました。



石垣先生が来てくださったことは、漁協職員になったノムリエＴさんにとって非常に良かったのではないでしょうか。
そして、石垣先生が話してくださった各地の漁協のことや魚が釣れる川について、私も勉強になりました。
また、ノムリエＴさんの移住に伴い、私も三依地区の漁協の職員さんたちとのご縁ができました。
今後は、僅かながらでもお力になれたらと思います。


[テンカラ大王とテンカラ騎士？]

そして三依に来る機会を増やして、男鹿川や鬼怒川を開拓して、来年には石垣先生が来てくださったら何時でもテンカラも楽しめるようにしますので、是非とも来年もいらして下さい。
あれッ!? 今年にもう一度いらしていただけるのですか？
三依テンカラ教室の開催ですね!!





テンカラ万歳!!