2022年09月20日
山梨小菅川 2022年9月18日 ~飾りじゃないのよ年券は!!~
台風が来る。 しかし、まだ停滞しているようだ。 朝から強い雨が降っていたと思ったら、明るくなってきてやんだようである。 残り少ない今シーズン、行ってみよう。
と、車に乗りこんで行った先は、小菅村です。 実は今年も年間遊漁券を購入していたのです。 必ずシーズン中に復帰することを約束する手形のように。

[帰ってきました!!]
小菅村に到着する頃には、小雨だが降り続いた状態です。 迷わず源流域へと入っていきましたが、全く車が停まっていません。 昨日の夜は早く寝たので、目を覚まさずに10月になってしまったのかとスマートフォンを確認しましたが、当然の如く9月です。 今年初めての小菅川なので、不安を覚えつつも、川へと向かいました。
水量は平水と言ったとこでしょうか。 降っている雨は、あまり長い時間降り続いていたわけではないようです。 キャスティングを確かめながら、遡行を始めました。 ボサに入ると葉や枝で大きくなった雨粒が、毛バリを流している竿にあたり、グリップを握る手に伝わります。 時に、その雨粒の振動が魚のアタリかと思ってしまうこともしばしばと…。

[雨の小菅川]
雨脚が強くなった気がします。 少し濁りも出てきた気もしてきました。 現在、小者らしきアタリが1回のみ。 迷いながら竿を振ると「アタリかな?」小さな変化に軽く合わせると、天然のイワナが掛かりました。 これは「釣れてやったんだから帰れ」という暗示だと受け取り、急いで写真だけ撮らせてもらってリリース、竿をたたみました。

[小さいけど天然イワナです!]
戻ってみると、強くなったと思った雨脚はボサの雨粒で、濁りが出てきたと思ったのは勾配が急だったからみたいで、下流側では来た時とあまり変わりがない雨脚と川の流れでした。 源流では人がいないので、C&Rは人はいるだろうし、少し遊んで行こうと移動をしました。 しかしC&Rにいたのは1名で、しかも本当に雨脚が強まってきたした。 様子を見ようと車で待機をしていたら、雨は更に激しくなり、川は本当に増水が始まりました。 これは不味いと、後ろ髪を引かれることなく、撤退を決断しました。
到着後に準備完了で川へ降りたのが8時、着替えが終わり帰ろうと時間を見たのが10時と短い時間でしたが、意外と満足していました。 台風が近づいていたのに行ったのは、釣れなくても渓流を歩きたかったからで、しっかりした下半身が確認できて目的は達成されいたにもかかわらず、小さくても天然のイワナが見られたのは本当に感謝です。 ただひとつの心残りは次週に達成できるのか、それは私次第なのですかね。 何はともあれ、今シーズンの小菅年券を飾りにしなかったことに自ら乾杯です。
テンカラ万歳!!
タグ :山梨釣行