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Posted by naturum at

2021年04月23日

山梨小菅川 2021年4月10日 ~全てはこの一時のために~



朝は起きれませんでした。 そのため出発が遅くなりました。 したがって到着が9時を大きく回っていました。 先週よりも多くの車が停まっていましたが、その中でも車がいない入渓場所を見つけて、のんびりと準備をはじめるのでした。
先週よりも肌寒く感じましたが、空は青く、照りつける太陽から心地よい熱を背中に受けながらのスタートになりました。 日が登っているということです。


[本日は晴天なり]

遡行をはじめましたが、先週に引き続き全く反応はありません。 竿振りだけではハイペースの沢登りです。 すると前方に人影が…。 仕方なく途中で断念、退渓しました。 道路まで登ったところで、上から川を眺めると、2~30メートルくらいの高さがあります。 よく考えると、普段そんな高さのビルを階段で昇ることなどありません。 まして階段より労力が必要な斜面を登るのですから、体力を奪われて当然です。 車に戻って少し休憩をして、早いですが昼食にしました。

この日は、廣瀬屋旅館さんがランチ営業をしていなかったので、道の駅で食料を購入しました。 以前から目にはしていて、いつかは食べようと思っていたイワナバーガーです。 美味しくいただきました。


[ロックフィッシュ=イワナバーガー]

今日は昼食だけでは帰れません。 来たのも遅かったので、たいして動いていないのもありますが、2連敗は避けたいのです。 正午をまわって辺りも暖かくなってきたところで、また川へと向かいました。 そして今回は、敢えて車が停まっているところを選びました。



初回に入ったところでは、車が停まっていなかったのに先行者がいました。 理由は下から高巻きをして登ってきたのでしょう。 それならば、長く車が停まっているところが彼らの車だろうと予測して、ランチに向かった時から停まっている車のところから入りました。 期待をしてはじめましたが、やはり反応もですが、魚影を確認することすら叶いません。 すると上から想定外の釣り人が降りてきました。 その方は餌釣りで『流れのないところでヤマメが1匹しか出なかった』と言いました。 そして『堰堤でもダメだから今日は無理だよ』と…。 餌釣りで無理なのですから、毛バリでは到底不可能でしすよね。

開き直った私は、盛期で釣れる瀬のポイントをつっつきはじめました。 『こういう場所が出るんだよね』と頭の中で呟きながら、瀬を攻めていきました。 2連敗を覚悟しながらも、心の中では奇跡の大逆転、『餌釣りよりテンカラ!!』をイメージしていました。 と言うとマイナスイメージになりますよね。 実際に私もマイナスイメージでした。 だからこそ良い意味で開き直れたのでしょう。 ココって思われるポイントを丹念についていたところ、不自然に糸が止まりました。 最初は『また根掛かりだ…』と思いましたが、クセで根掛かりだとしても合わせをいれます。 合わせた瞬間に『アタリだ!!』と判断できたのですが、前回のバラしがあるだめ、緊張気味です。 しかし、岩や枝の障害がなく、無事に今期初めてどころか今年初めてのイワナをネットインしました。


[今年初釣果の天然イワナです!!]

今年初めてどころか、半年ぶりくらいの釣果に、写真を何枚も撮らせていただきました。 昨年は満足できない一年だったからか、今年の初釣果を長目ながら食った瞬間から取り込みまでの感触を思い返して、『あぁこの時を求めてテンカラをしてたんだぁ』と改めて感じました。 特にテンカラの主戦場である瀬で初釣果を得たからかもしれませんが、感じることが多分にありました。

その後、三寸くらいの小さなイワナを2匹掛けたあと、浅いところは避けましたが、毎年釣れている幼魚にもフラれていたため、今年は薄いのかと自分の 実力を棚にあげて勝手な推測をしましたが、今年も大丈夫と安心しました。



今回は、餌釣りの先行者のおかげで、良い意味で開き直り、テンカラならではの場所から今年初めての釣果を得ることができました。 ココと思ったところで掛けて、竿を通して感じる抵抗する魚の感触。 まさに、この為に川へ来たんだと。 この一時を味わうために、テンカラをやっているんだと。 初釣果のイワナをリリースした後に、岩に腰をかけながらしみじみと考えてしまいました。 半年以上、実戦のテンカラから離れていたので、こんなことを考えたのか。 素直に感情をあらわせば『うれしい!!』の一言でしょう。

今回の釣果で、やっと今季が始まった気がします。 また昨年同様に、何時できなくなるかわからない、不安定な状況が続いている世の中なので、一回一回の釣行を大事にしながら、今季もテンカラを楽しみたいですね。 いや必ず楽しいシーズンを送ります。




テンカラ万歳!!




  
タグ :山梨釣行

Posted by タツおう at 00:34Comments(6)自然渓流

2021年04月07日

山梨小菅川 2021年4月3日 ~一月遅れの開幕戦~



これだけ実戦のテンカラから離れたのはどれくらいだろうか。 ましてや解禁から1ヶ月も経ってから、管理釣場も行かなかったので、今年初めてのテンカラです。 早く大手を振って、お魚さんと対峙したいものです。


[お久しぶりです到着です!]

遅れたからと言って特別なことはなく、例年と変わらない小菅川です。 特別なのは、自分の初竿と解禁が重なっただけ。 目をつぶっては無理ですが、行きなれた道を軽快に進みます。 はやる気持ちを抑えきれないのでしょう。 休憩も入れずにノンストップです。 いつものように入渓場所には車が停まってます。 空いている所を見つけて車を停めて、いそいそと準備に取り掛かりました。



久しぶりに降りた渓は、空気を吸っているだけでも心が満たされます。 ラインのヨレを取りながら、自らを落ち着かせ、軽く素振りを十数投してから先に進みました。 いつも解禁の時に書いていますが、解禁当初は淵の深いところに定位していることが多いので苦手です。 しかし解禁から1ヶ月が経ち、曇っていますが天気予報では晴れて気温が大きく上がると言っています。 時間が経つにつれて、コンディションが良くなると妄想しながら、遡行を続けました。


[まだ淵だからルアーの後は…]

最初に入ったところは、堰堤間が短いため、先の堰堤に着いてしまいました。 高巻きはせずに、車へ戻って違う空いている場所を探します。 場所を変えて再遡行と思いきや、上から釣り下ってくるルアーマンが…。 一気にモチベーションが低下しましたが、戻らずに遡行を続けました。 自分にしか分からない異変に気づいていたからです。 堰堤に着いて、ここは高巻きしやすい堰堤です。 勇んで斜面を登りましたが、途中から記憶とは重ならない光景が目の前を立ち塞がってます。 ここは無理をせずに元の位置に降りて、安全なところから撤退しました。

実は最初の堰堤も高巻きを試みましたが、やはりイメージとは違い、断念しました。 これは雨等による地形の変化か、はたまた自身の体力低下によるものなのか…。 実は昨年の春の緊急事態宣言期間にジョギングで低下した体力回復に成功したため、昨年の渓では生き返ったように動けたのです。 もしかしたら禁漁期間中に元の中年体力に戻ったようです。 車に戻ると、数十分座りっぱなしで動けませんでした。 体力回復と柔軟が急務になりました。



曇った天候は変わらず、そのため予想程に気温も上がらず、もう一度渓に降りる気力も無く、昼食にしました。 もちろん小菅村へきたらコレですね。


[廣瀬屋旅館さん 豚バラ炙り丼大盛]

満腹になったので、車で少し横になって身体を休めてから、お早い帰路へとつきました。 そういえば、全く釣果に触れていませんでしたが、一回だけバラしがありましたよ。 久しぶりのアタリに緊張して竿先を木の枝に引っ掛けると、水面に出ることなく逃げていきました。 釣れていたら身体の疲労も変わっいたかもしれませんね。

釣果はよろしくない滑り出しですが、今年も遅ればせながらシーズンを迎えることができました。 またいつ間を空けざるをえない状況になるか分からないので、一回一回を大切に楽しめるよう心掛けないといけませんね。 先ずは動ける身体を作らないとですよね。





テンカラ万歳!!




  
タグ :山梨釣行

Posted by タツおう at 05:01Comments(6)自然渓流