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Posted by naturum at

2017年07月31日

入間川水系7月30日 ~雨で中止のリカバリー~

こんばんは。
タツおうです。

今回は、NPO法人バーブレスフック普及協会の協力事業で昨年もスタッフ参加した、霞川夏休み生き物教室の開催場所へノムリエTさんと向かいました。


(霞川夏休み生き物教室開催場所の状況)

梅雨明け後に雨が多い年です。
ノムリエTさんを乗せて、開催地が近づくにつれて雨が強くなっていきます。
車内で話していた心配は現実となり、今年の霞川夏休み生き物教室は、降雨と雨による川の増水により中止となりました。

参加予定のお子さんの人数だけでも30名と、大人気のイベントでした。
参加予定のお子さんたちはとても残念だと思いますが、降り続く雨と増水した川の状況でイベントの安全性を考えると中止の判断は仕方がないですね。
来年の天候に期待しましょう。



さて中止になったからと言って、素直に帰宅するテンカラブラザーズではありません。
油鰭に拘らず、近場で小物釣りへと向かいました。


(ちょこっとの遊びに選んだ場所)

少し車を走らせて、教えていただいた小物釣りのポイントへと移動してきました。
雨模様は全く変わりませんが、全く気にせずに竿を振ります。


(軽装備で出陣!!)

雨の影響で、多少流れが早く濁りが入っても、3~4寸のカワムツが流れの中からバンバン出てきます。
完全なる天然魚だけあって、軽く引きを楽しめます。


(ノムリエTさんの観察ケース二人分の釣果)


(きれいなカワムツですが名前を覚えられない)

僅な時間でカワムツしか釣れませんでしたが、充分魚の感触を味わいさせていただきました。



時間はお昼になり撤収しました。
昼食は、かねてよりノムリエTさんが要望していました、入間市内の「郷土料理ともん」さんへ行くことになりました。
「郷土料理ともん」さんは、昨年の霞川夏休み生き物教室で若旦那が一緒にスタッフで参加していて、お店の名前をお聞きして知りました。


(「郷土料理ともん」さんの入口)

ナビで調べると直ぐに見つかりましたが、ランチが13時半に終わってしまうので、急いで向かいました。


(ちゃんとランチに間に合いました。)

先ずは食事を注文して、ノムリエTさんとテンカラ談義です。
すると、ご主人から若旦那の今年の釣果写真のアルバム、女将さんからは本を2冊貸していただき、料理ができるまで、見させていただきました。


(天然アユとヤマメの塩焼き定食)

料理は、期待通りとても美味しくいただきました。
千葉県在住の私には、とても難易度が高いですが、夜にお酒で来店したいと思ってしまいました。



少々気になっていたことがありました。
料理ができるまで貸していただいた2冊の本のことです。
その2冊の本は、「職漁師伝」と言う単行本と「渓語り・山語り」と言う文庫本で、渓流魚の漁で収入を得ていた、職漁師達の本です。
以前、石垣先生よりコピーしていただいていたDVDの、秋山郷の職漁師も出ています。


(テンカラ師なら必ず見たくなりますよね。)

気になったのはそこではなく、本の著者が「郷土料理ともん」さんのご主人ではないかと…
ご主人にお聞きしたところ、その通りでした!!
しかも、こちらで購入可能とのこと。
もちろん2冊とも購入させていただきました。
すると、2冊とも本にご主人のサインと落款印までいただきました。
大切にします。
ありがとうございました。


(店内にある水槽の油鰭持ちの魚達)

その後、若旦那も来ていただき、いろいろなお話と店内外にあるご主人と若旦那が釣り上げて飼育している渓魚水槽の生き餌(どぜうと稚鮎)の補食を見せていただきました。



今回は、目的だった霞川生き物教室は残念ながら中止となってしまいましたが、テンカラをして美味しい食事と楽しい会話をしてと、個人的にはとても良い一日になりました。
テンカラをやっていてないと、経験できなかった一日だと思います。
まさにテンカラありがとうの一日でした。




テンカラ万歳!!





  

Posted by タツおう at 05:35Comments(2)自然渓流

2017年07月24日

鬼怒川栗山エリア7月22日 ~朝から振って昼から降った~

こんばんは。
タツおうです。

長野大町遠征の余韻が残る中、鬼怒川栗山エリアへ行ってきました。


(とても良い天気ですよね…)

今回は、いつもの通りノムリエTさん同行ですが、今回は前回の北の安曇野渓流会で出会ったテンカラ女子のYさんが同行してくれました。

いつもと違うルートで進みますが、大きな時間の差がなく合流して、一路奥鬼怒を目指して車を走らせました。



着いた場所は、前回の釣行で大満足だった鬼怒川本流です。
さすが人気のエリアなので、至るところに釣人の車があります。
後発承知で空いているところに車を入れました。

車を停めて準備前に前回と同じように到着コーヒーを楽しもうと思ったら、水がありません。
それ以前にカセットコンロのガスを買い忘れてしまいました。
ノムリエTさん、次回は直火エスプレッソメーカーお願いします。(北の安曇野渓流会のY兄さんのコーヒー美味しかったんで!!)



これだけ上流でも、川幅のある鬼怒川本流は、3人で入っても同時に釣り上がることができます。
河原も広く、木にかける心配もありません。
そして適度に高低差があり、渓魚の居着くポイントが多い場所です。
人気が高いのも当然ですね。


(風があったのは…)

入渓早々に、ノムリエTさんがイワナを上げました。
多少身体に難があっても、体に染み付いたテンカラ技術にくすみはありません。
まだテンカラを始めて間もないYさんに釣ってもらうべく、ノムリエTさんはサポートに入ります。

小生も、とりあえず1本あげることと、今日の今の魚の着きどころを探るべく、ポイントと思えるところ全てに毛バリを打ち込みました。
浅い瀬は全く反応無しで、淵の弛みは幼魚が人影を見ると激しく走り回ります。
落ち込みの下でとうとうイワナをあげることができました。


(渋い中で出てきてくれた1尾です。)

先行者が近いのか、深みに入っているようです。
またポイントと言うポイントは、釣りきられてしまったのでしょうか。



先にも述べましたが、Yさんはテンカラを始めて、まだまだ経験が浅い方です。
先週の北の安曇野渓流会イベントでテンカラ初めての状態です。
そのYさんに立派な渓魚を釣り上げもらうのが、ノムリエTさんと共通している今回の釣行の一番の目標です。



Yさんは、フライフィッシングの経験者であり、テンカラ大王石垣先生の指導を受けているので、振り込みはラインがきれいに伸びて、しっかり振り込めてます。
後はポイントを教えて釣るだけなのですが、なかなかあたりがありません。
もう少し早く出発して一番入りするべきだったのでしょうか。



入渓から堰堤まで四分の三を超えて追い込みのところで、遠くから雷鳴が聴こえてきました。
竿を納めて歩いていると、ポツポツと雨が降りだし、瞬く間に豪雨となりました。
昼過ぎから雨の予報でしたが、豪雨になるとは天気予報では出てなかったはず。
スノーシェードで雨宿りしながら車に戻りました。

ちょうどお昼のため、栗山ふるさと物産センターまで降りて、昼食を取りました。


(なかなか美味しい鴨つけ蕎麦!!)

食事をしていると、雨はあがり明るくなってきました。
これなら午後もいけそうです。



下流は濁りがでていたので、先ほどの続きからと、退渓点から100メートル程進んだところから入渓して堰堤を目指します。

さあ再開と言う時は、回復してきた空が厚い雲に覆われてます。
釣りだして少し経つと、また雨です…

堰堤に着く頃には、先ほどと同じくらいの豪雨です。
堰堤から落ちる水が、茶色に変わって落ち込みは濁り水です。
毛バリを見つけられるかと打ちますが、なかなかあたりはありません。


(前回来た時の堰堤です。)

(これは危険な景色ですよね。)

沈めて誘いをいれると、あたりがありました。
合わせてあげると、きれいなヤマメです。
写真を撮ろうと辺りを見回すと、水位が上がってきています。
恐怖を覚え、写真を撮らずにヤマメを安全そうな場所へ逃がして、自身も岸へ待避しました。



樹木の下に入っても大粒の雨はふりそそぎ、急いで竿を納めて車へと戻りました。


(まさにどしゃ降りです。)

車へ戻っても豪雨はおさまらず、他の渓は大丈夫じゃないかと、支流の状態を見に行きましたが何処も川は泥水状態で、諦めてお店の軒をお借りして、着替えて帰路につきました。

帰りの道中は、雨は降ったりやんだりでしたが、豪雨なんてことはなく、下流では水の濁りも無い状態で、ダムは渇水状態です。
高速道路では、南下してすぐに雨はやみ、埼玉県内は雨なんか降ってないよと路面が語りかけてきました。



夏なので多少の雨なら大丈夫なのですが、あれだけの豪雨だと身の危険を感じますね。
もう少し天気予報に注意して、他の渓も考えるべきでした。

そして、この釣行の一番の目標であったYさんにテンカラで天然渓の魚を釣ってもらうミッションは、達成することができませんでした。

次回は、テンカラでのあたりを知るために管理釣場へ行くか、やはり天然渓で1尾を求めるか、迷ってます。
早くテンカラで渓魚を釣る喜びを味わって欲しいですね。




テンカラ万歳!!



  
タグ :栃木釣行

Posted by タツおう at 23:53Comments(2)自然渓流

2017年07月19日

北の安曇野渓流会2017後半 ~テンカラ交流会~

こんばんは。
タツおうです。

7月の連休に長野県大町市で開催された北の安曇野渓流会のイベントの後半です。


(北の安曇野渓流会ステッカー)

高瀬渓谷フェスティバル内の親子テンカラ釣り体験も無事に終了し、北の安曇野渓流会会長の石垣先生と事務局長と会員さん1名とノムリエTさんの計5名で、明日の会員交流会の会場(釣場)の下見に廻りました。



最初に行ったところは、水が澄んでいてとてもきれいで大きな岩も点在して、いかにも良い渓相です。


(透き通る川です。)

しかし、場所に明るい事務局長から見せていただいた少し前の同じ場所の写真は、砂に覆われて底岩が全くありません。
上流のダムが放水しないと、砂の川になってしまうとのこと。
これでは渓魚も拠り所が無いのでしょう。
魚影が薄い川とのことです。

とりあえず竿を出すこととなり、川に降りていきました。
水温を計ると19℃!?
新しいオムロンの温度計は壊れているのでしょうか。
会員さんが温度計をあてて17℃と水温はかなり高いようです。

遡行をはじめて、石垣先生は前へ出ろと言ってくれます。
前へ出ると見られるじゃないですか。
緊張しいの小生は、かなり遠慮気味に進みます。


(小さいけど天然らしきヒレピンです。)

石垣先生ノムリエTさんも釣果がありました。
一応小生も…



やはり魚影が薄いと、別の場所へ移動しました。
こちらは濁流です。
水温も9℃です。
オムロンの新しい温度計は間違っていないようです。
場所は近いのに川が変わるだけでこんなにも変わるものですね。


(流れる速さと温度は写真に表れづらいですね。)

時間が遅いので、一応ここでも竿を出すことになりました。
流芯は流れが早いので、間違いなく魚はいません。
際や大岩の影を打ちますが、ポイントが少ないですね。
皆さん釣果なく竿を納めて、宿泊場所のAgoraみあさへ向かいました。



Agoraみあさは、北の安曇野渓流会事務局長がオーナーの貸別荘です。
宿泊は、先ほどまで一緒に釣場を廻った会員さんが地元なので自宅へ帰り、親子テンカラ釣り体験でご一緒だった3名を加えて計7名で宿泊です。
事務局長がケータリングを頼んでいてくれて、ノムリエTさん持ち込みのワイン2本をほぼ2人で空けて良い気持ちでテンカラ談義で盛り上がりました。


(テンカラ談義の食堂です。)

しかし前日の出発が夜中だったので、皆さんのお気遣いで早めに就寝させていただきました。
部屋にエアコンは無いのですが、高地だけあって良い気温です。
布団も気持ち良く、久しぶりに熟睡しました。



日が明けて心地よい目覚めです。
頭すっきりで、会員交流会の集合場所へ向かいました。

到着すると、そこには北の安曇野渓流会の会員さんが集まっています。
そして開会式…
と思いきや、流れで交流会がスタートしました。

さすがに石垣先生に講習は受けるはずもなく、ノムリエTさんと2人で石垣先生から教えていただいたところへ入ることにしました。



入渓点へ到着すると、川は濁流とまではいかないですが、かなりの水量で早い流れです。
このような流れで竿を出すのは、昨年の禁漁直前9月末の台風明けの小菅川しかありません。


(飲み込まれそうな気分になりました。)

砂防堰堤の落ち込みを正面から眺めると、昨日の土石流体験を思い出してしてしまい、とても恐怖を感じます。

ポイントは際が主になるので、立ち位置側を打ちます。
反対岸の際を打とうとすると、立ち込みが必要で、流れに恐怖を覚え積極的には入れません。
長い仕掛けを準備するべきでした。

ノムリエTさんが1本あげたこともあり、集合には早いですが、切り上げて石垣先生達がいるところへ向かいました。



到着すると、ちょうど皆さんがあがってきていて、集まっていました。
ふと声が掛かって振り向くと、そこには住宅展示場テンカラ講習会の時のEさんとKさん親子が!? (Eさんは小菅テンカラ教室に参加いただきました。)
来てくれるのではと思っていましたが、朝いなかったので残念だと思っていました。
会えてよかったです。


(空のVARIVAS2120WB)

そして、石垣先生と会員さんから参加者へ景品が配られました。
人数が多ければじゃんけんで、欲しい人がもらえます。
その中にVARIVAS2120WBがありました。
ちょうど使いきったところだったので、#12を手に取ると、ノムリエTさんからバーブレスフック普及協会の会員がこれをいただいたらまずいと嗜められました。
確かに立場を考えると…
元の位置に戻しました。
すると地元の会員さんが、『これは近くの釣具屋さんで探しても無かったんだよね』とのこと。
戻して良かったです。
ノムリエTさんありがとうございます。



昼食は、昨年と同じ大町温泉郷の「岳」さんです。
昨年と同じ焼きカレーを注目しました。


(今年は撮れたよ焼きカレー!!)

チーズたっぷりで美味しいですね。
来年も焼きカレーにします。

昼食が終わる頃にどしゃ降りの雨です。
石垣先生は予定があるとのことでお見送りです。
午後も釣りたいメンバーは、店内で雨宿りさせていただきながら情報交換です。



雨はすぐにあがり、皆さん目的の入渓点を目指して散っていきました。
我々、ノムリエTさんと昨日から参加のフライから転向した女性Yさんを加えて、水量の多い場所を避けて、昨日の渓相が良いけど魚影が薄いところへ向かいました。
テンカラ大王講習に続き、テンカラブラザーズの追試講習ですね。


(大町らしい背景と共に)

昨日からですが、Yさんの振り込みはラインがしっかり伸びて、初めてとは思えないくらいきれいです。
午前中に石垣先生の指導もあったので上手いものです。
しかし高低差があるとどうしても上手くいかないですね。
途中の強い雨の中でも平然と竿を振るほど、テンカラを楽しんでいるので、すぐに上手くなるでしょう。
抜かれる日も近い?

少し打ちましたが、久しぶりに全く釣れる気がしないので、ほぼYさんを見ながら遡行しました。
するとYさんが小さいながらもヤマメを釣り上げました。
Yさんの喜ぶ姿を見て、こちらも本当に嬉しかったですね。


(前半で無くしたサングラスの写真が何故あるのと思った方はいますでしょう。)

遡行途中のお話ですが、ノムリエTさんから『これ』と見せられたサングラスがありました。
見覚えがあるのですが、考える時間が一時あり…
これは昨日の親子テンカラ釣り体験の時に無くしたサングラスですよ!!
車の中に落ちていたそうです。
途中までノムリエTさんがかけていたのですが、全く気付きませんでした。
だらしない自分が悪いのですが、見つかって本当に良かったです。



竿を納めて、他の会員さんが入っているところへ挨拶に行き、バスで帰るYさんを信濃大町駅まで送って(自分のお土産も買い)大町を後にしました。

帰りの高速道路は昨年と変わりなく、あまり行く機会の無いサービスエリアを各駅停車して帰りました。(昔からノムリエTさんはSA好きなんですよ。)



今年の北の安曇野渓流会のイベント参加は、自分が釣るよりも初めてテンカラをする方々が釣ってくれて喜ぶ姿を見て、自分も満足感を味わいました。
4月の小菅テンカラ教室では、ぎこちなかったのですが、あそこで慣れたのか大分ぎこちなさも取れていたのではないかと思っています。


(かなりの至近距離で出会ってしまいました。)

何よりも自分が釣るよりも、見ている人が釣って喜んでくれることに充足感を覚える自分があることに、やっとそこの域まで達したなと自己陶酔しています。
けっして釣れなかったからではなく、本当に満足感たっぷりの遠征でした。





テンカラ万歳!!




  

Posted by タツおう at 05:26Comments(2)自然渓流

2017年07月17日

北の安曇野渓流会2017前半 ~親子テンカラ釣り体験~


こんにちは。
タツおうです。

7月の三連休は、昨年も参加をさせていただきました、テンカラ大王石垣先生が会長を務める北の安曇野渓流会のイベントに参加してきました。



今年は交流会前日の、高瀬渓谷フェスティバルの中で北の安曇野渓流会が開催している親子テンカラ釣り体験のお手伝いから参加させていただきました。



早朝にノムリエTさん宅へ迎えに行き、長野県大町市までのんびり車を走らせました。
朝食は高速道路走行中に、ノムリエTさんが早朝より用意してくれたおにぎり(通称ノムニギリ)でお腹を満たします。


(キビごはんや麦飯でお腹に優しい朝飯です。)

先日の日光栗山の宿泊の際に、朝食でいただいて美味しかった舞茸ごはんを再現した舞茸ごはんのおにぎりも作ってくれて、本当に美味しくいただきました。
ノムリエTさんありがとうございます。



高速道路を夜間料金で通行するために、早朝と言うよりも夜中の出発だったので、7時過ぎに到着してしまいました。
そのため時間調整で昨年の入渓した川を見学して廻りました。


(激しい流れです…)

昨年は雨だったので、水量が多かったのですが、今年は雨が少なかったにもかかわらず、水量が多いです。
後から聞くと、水量が多い川なんだそうです。

川を廻っていると、とある場所でテンカラ師と出会いました。
挨拶をすると、川の状況やポイントのことまで詳しく教えてくれました。
親切にいろいろと教えてくれたのですが、ごめんなさい当日の目的が釣りではないため、入渓せずに移動させていただきました。



幾つかの入渓点を見て回ったのですが、時間はまだあります。
目的の親子テンカラ釣り体験まで時間はあるのですが、高瀬渓谷フェスティバルは始まったようです。
先行して始まった、メイン会場へ向かいました。

駐車場から長い急な階段を恐る恐る降りて、メイン会場の大町ダムに到着です。
メイン会場は、物作りからダムや堰堤の役目を紹介する体験型中心のブースが多数ありました。


(3D画面が初めての体験です。)

ノムリエTさんと共に興味を持ったのは、「土石流体験3Dシアター」です。
ニュースでしか見たことがなかったのですが、土石流を怖さを立体映像で見せていただき、起こる理由や前触れのポイントがわかりやすかったので、とても勉強になりました。

飛び出す映像でもびっくりしましたが、映像に合わせて椅子も振動して、怖さ倍増でした。



大町ダムから、親子テンカラ釣り体験開催のコヲミ平釣り堀センターは車ですぐの近い位置です。
時間を見計らって大町ダムを離れたのですが、駐車場までの急な階段の登りを計算に入れてませんでした。


(初めてのダムカード)

息を切らせて駐車場まで階段を登り、コヲミ平釣り堀センターに到着すると、親子テンカラ釣り体験は、既にスタートしていて、石垣先生をはじめ北の安曇野渓流会のメンバーや参加者さんがすでに集まってます。
北の安曇野渓流会の事務局長より、こそこそと名札を預り、親子テンカラ釣り体験に参加しました。

北の安曇野渓流会のメンバーを見渡すと、なんと先ほどの川廻りをしていた時に川の状況を親切に教えていただいた方がいらっしゃっいました。
改めてご挨拶です。
川でお会いした時に、いろいろと教えていただいて尊敬の気持ちがあったので、
ご縁があったことがとても嬉しく思いました。



(石垣先生のテンカラ講義です。)

親子テンカラ釣り体験がスタートしました。
定員いっぱいの参加者さんが集まったのではと思われて、大勢の親子が池の周りでテンカラ竿を振ってます。
北の安曇野渓流会のメンバーも各参加者へ教えます。
ノムリエTさんと共にメンバーに混じり、子供たちにテンカラを教えて回りました。

黒部の職漁師の足元で、テンカラが盛んな地域とはいえ、お子さん方はテンカラが初めての方々ばかりです。
毛バリで魚が釣れて、とても喜んでいます。
こんなに喜んでもらえると、こちらも本当に嬉しくなります。
自分で釣る喜びも良いですが、テンカラで釣ってもらって喜んでもらえると、また違う喜びで心が満たされますね。



午前の部が終わり、北の安曇野渓流会のメンバーで昼食のために移動です。
大町温泉郷から近い、わっぱら屋さんへ向かいました。
わっぱら屋さんは、地元でも評判な蕎麦屋さんとのことです。


(ザル蕎麦大盛と天ヌキでよかったかな?)

良い香りの蕎麦をいただき、出汁の染み込んだかき揚げ、とても美味しかったです。
最後は濃い蕎麦湯を堪能して満足です。
美味しいものは、地元の方々に連れていってもらうのが一番ですね。

コヲミ平釣り堀センターに戻って北の安曇野渓流会メンバーのYさんのコーヒーをいただき、テンカラ談義に花が咲きました。



そして、親子テンカラ釣り体験の午後の部がスタートしました。
午後の部がスタートした時に、愛用のサングラスが気付きました。
自分の動いた辺りを見て回ったのですが、残念ながら見つからず諦めです。


(紫外線で色が入る良い偏光レンズだったのですが…)

午前の部は、まとまって一気にスタートでしたが、午後の部は時間差でバラバラと参加者が受付にくるので、比較的余裕がある流れでした。



親子ではなかったのですが、以前の川越親水公園で開催された、サンスイトラウトフェスタに参加して、石垣先生から毛バリをもらったと言う若い女性が電車バスを利用して来場しました。
事前に北の安曇野渓流会事務局に連絡があり、特別参加の承諾を得ての参加です。

元々フライフィッシングをやっていたとのことで、振り込みは石垣先生から少し指導を受けただけで、ラインがしっかり伸びてきれいな振り込みです。

女性にもテンカラ人気が高まっていると雑誌等で見たことがありましたが、実際に見ると嬉しいですね。

規定釣り数を早々にあげて、毛バリ無しで振り込みの練習をしてます。
筋も良いし楽しんで振り込み練習をしているので上手くなるのも早いことでしょう。
テンカラ石垣派の女子第一人者になって欲しいですね。



親子テンカラ釣り体験の参加者は、見ていてもなかなか面白いものです。
お父さんに勝利する娘さんがいました。
無欲の勝利と思いきや、活性が高かったのでノムリエTさんが3秒空合わせを教えていたとのこと。
お父さんちょっと可哀想でしたね。


(天才テンカラ師)

一番びっくりしたのは、尺イワナを釣る4歳児です。
小さな体で小学生と同じ竿を振ります。
それが上手く振れているのです。
石垣先生も教えるよりも優しい目で見ています。
そして小さな体で後ろに下がりながら、見事に尺イワナを釣り上げました。
それも2本も!?



無事に大盛況の親子テンカラ釣り体験も終わりました。
魚影の濃い管理釣場では、テンカラは初めてのお子さんでも簡単に釣ることができることがわかりました。
餌だと飲み込んでしまって針が外しにくいことが多いので、子供が釣っても飲み込む確率が極めて低いテンカラの方が良いと思います。


お子さんたちが楽しんでくれる笑顔に充実した一日でした。
翌日は、北の安曇野渓流会の会員交流会なのですが、長くなったねで次回にいたします。




テンカラ万歳!!



  
タグ :イベント

Posted by タツおう at 13:29Comments(2)管理釣場

2017年07月09日

テンカラ毛鉤巻き ~バーコードステルス毛バリ(孔雀胴)~

こんにちは。
タツおうです。

今回は、ノムリエTさんの復帰を願い、ノムリエTさん風バーコードステルス毛バリを巻きました。
毛バリ巻きに困難と聞いたので、復帰してすぐに困らないよう、少し巻き貯めておこうと思います。



準備したのは、通常用具のハサミ・ハックルプライヤー・ボビンホルダー・接着剤・バイスです。
素材は、グリズリー・孔雀・スレッド(茶)です。
フックは、ノムリエTさんお気に入りのVARIVAS2120WBウェーブバーブレス#12を使います。(実は残り少ないのですがノムリエTさんのためです。)


まずは、バイスにフックをセットします。
ウェーブバーブレスは、先端がひらいているので曲がりの部分がバイスに隠れると変ですね。


次に、スレッドをアイ(ハリスを縛る輪)の方から巻き付けてセットします。


アイの下の部分を集中的にスレッドを巻き付けて膨らませてヘッドを作ります。
この時にアイの穴にかからないように注意します。(アイの穴にかかるとハリスを通す時に苦労します。)


ヘッドができたら、グリズリーを適度な位置でカットして、羽根の先がアイ側になるように、羽根の元側をヘッドの根元にスレッドで巻き付けて固定します。


固定をしたら羽根の先をハックルプレイヤーで挟んで、3回程巻き付けます。
この時に、フックと羽根が垂直を保ちながら針先の方へ気持ちずらしながら巻いていくときれいに巻けます。
3回転程度巻いたら残りの羽根を針先方向の軸に密着させるようにスレッドで巻き付けて固定します。
余った羽根は、ハサミで切るか指でブチッと切ってしまいます。
これでハックル(簑毛)の出来上がりです。


胴には孔雀を巻きます。
孔雀の羽根を1本取り、針先側に孔雀の根元がくるようにスレッドで巻き付けて固定します。
この時に孔雀はハックルの手前までスレッドで巻き付けます。
孔雀の根元の不必要な部分はカットします。


孔雀を針先方向へ隙間なく巻き付けて、孔雀胴を作ります。
巻く前の下地に接着剤を着けて、乾く前に孔雀を巻き付けると切れにくいと個人的に考えてるので、孔雀の時には必ず接着剤を入れてます。
孔雀は針先側の好みの位置でスレッド固定して、余った部分をカットします。


テールをスレッドで好みの長さ太さで巻いたら、ハーフヒッチ2回でスレッドをとめます。
1㎜弱を残してスレッドをカットします。


接着剤でほつれ止めをして、乾いたら完成です。


ノムリエTさん風バーコードステルス毛バリの完成です。



バーコードステルス毛バリは、命名されたテンカラ大王が好んで使用されている毛バリです。
ノムリエTさんと一緒に巻き方を教わりましたので、巻き方は大きく変わりは無いかと思います。
さて、ノムリエTさんの毛バリに似ていますでしょうか。

ノムリエTさんのバーコードステルス巻き方ブログを以下にリンクしますので、見てみて下さい。
また、小生が主に使用する逆さ毛バリの巻き方もリンクさせますので、興味がありましたら見てみて下さい。

ノムリエTさんのバーコードステルス巻き方
タツおうの逆さ毛バリ巻き方




テンカラ万歳!!




  

Posted by タツおう at 15:02Comments(2)テンカラ持論

2017年07月02日

小菅川7月1日 ~濡れるPでフルコース堪能~


こんばんは。
タツおうです。

一週空いてしまいました。
今週も空いたら、また一週間行けないと思い、雨の降る中、小菅川へと行ってきました。



やっと梅雨らしい天候になり、都内でも雨の日が多い週でした。
昨年程ではないにしろ、渇水気味が解消された渓を楽しみに車を走らせました。
しかし、道中の奥多摩湖を覗きこむと、水面はかなり低い状態です。
水量は期待できなそうです。
(後から聞くと都心よりも、雨の量も時間も少なかったみたいです。)



さて、車は小菅の林道に入り、入渓場所の選択です。
全体の入渓の確認をしないで、車が1台停まっていますが、下の堰堤に車を停めました。
シチュエーションは覚えてなかったのですが、落ちる夢で目が覚めたので、1番安全な入渓点を選択です。



先行者がどれだけ先にいて、どういう釣りをしているかわからないので、なるべく時間を掛けようと、渓に降りてから少し下ります。

すると、ぶっつけの淵でかかりました!!
入渓直後のあたりは継続と思いきや、かかりが浅くバラしてしまいました。
その時にタモを忘れたことに気づきました。

時間を掛けようと思っていたので、一度車に戻ります。
戻る時に、気を抜いて歩いていると、ヤマメが数尾一気に走りました。
小さいですが、勿体ないことをしました。



タモを取って戻りました。
息切れしてます…
運動不足です。

雨は強くなり、体を叩きます。
気温が高いからと、雨具は着用しませんでした。
体温は丁度良いのですが、釣れないでびしょびしょになって歩いている自分が惨めな気分になってきました。
体力が無くなると気力の萎えるのが早い気がします。(脳ミソ鏡面仕上げの自分だけ?)
何か運動しないといけない気がします。

そして、ずっと釣れていない気分でいますが、いつも出てくる最初の大場所が出なかっただけで、瀬で出てくれました。


(偶然の決定的瞬間!!)

しかし、出てくるのは瀬ばかりで、大場所は全く反応がありません。
堰堤に着いてしまいましたが、堰堤でも6寸イワナ1尾しか出ませんでした。

やはり先行者の影響なのでしょうか。
それとも降り続ける雨が原因でお魚さん達が大移動をしていたのでしょうか。
不完全燃焼なため、堰堤を高巻きしました。(起こされた夢は?)



ほぼ林道まで上がって、再び渓へ下ります。
林道が見えるところで車が無いことも確認できました。
同じルートからは、人の歩いた形跡はありませんでした。


(2回戦のスタートです。)

最初は、竿を納めたまま歩きました。
雰囲気はどうかと、確認をしたかったからです。
するとポイントと思えるところで、魚影が走ります。
思った通り、一番手入りか先行者がいても早朝で、お魚さんの警戒心は薄れているようです。



雨がやんできて、気温が上がりはじめました。
羽虫が一斉に動きはじめてます。



大場所の淵を打つと毛バリのとこでパシャ!!
まだ雨水がポタポタ水面に落ちて、水面が荒れているため、気付くのが遅くあわせられませんでした。
魚影は、猛スピードで沈んだ流木の陰へと隠れて、その後は誘っても何をしても出てきませんでした。


少し遡行して、別の大場所を打ちます。
何やらかなり深い場所にお魚さんらしい影が見えます。



自然に流しても動きません。
表層を誘っても反応無しです。
ちょっと上の流芯から毛バリを沈めて流しました。
反応は無いから、お魚さんではないのかなと思いましたが、少し深めの毛バリを引っこ抜くと逃げてしまうかもしれないので、軽く動かしながら少しづつ水面まで毛バリを浮上させます。
すると、お魚さんと思っている影ではないところから一気に毛バリ目掛けて出てきました。
しかし毛バリまで到達せずに、その魚影は底へと戻っていきました。

ここは一呼吸置こうと、低い岩影に位置しながら、ダイソーで準備した携帯用簡易防水袋に入れたアイコスを取り出して、一服入れました。
(普通煙草との両方使ってましたが、先月からアイコスに絞りました。)

一服中は、淵の中を観察していましたが、お魚さんらしき影は、間違いなくお魚さんで、深い位置で補食しています。
あの深さまで毛バリを持っていくには、ビーズヘッドが必要と思われます。
迷いましたが、毛バリは変えません。

一服を終えて一投。
水流に乗せて毛バリを沈めます。
今度は、意図して誘いながら毛バリを水面まで操作します。
確認している魚影が反応しかけたのですが、それよりも早く深いところから魚影が一気に毛バリに寄ってきました。
それもふたつ!?


(競争に勝ったヤマメ!!)

まだ居ると分かり、水際に近づかないで一歩後ろに下がり、低い姿勢を保ちながら下流へ誘導し、自身も移動して取り込みました。
こういうとこも上手くなったと自画自賛。

そっと元の位置に戻ると、さっきの魚影は同じところに定位してます。
取り込み成功です。
続けて先程と同じように誘うと、やはり別の魚影がアタックしてきました。


(先程の負けたヤツかな?)

続けましたが、確認した魚影は少し反応はするものの毛バリに向かってはきません。

そして打ち込みが流芯からずれて小さなポイントから6寸イワナを。
またアイコス一服を入れて、同じように誘うと、やはり別の魚影がアタック!!
これは合わせが早くバラしてしまいました。
バレたからかわかりませんが、確認していた魚影はなくなり、その後に何投かしても、もう出てきませんでした。

狙った魚影はダメでしたが、同じ淵で誘い出した3尾でかなり満足したので、残りは散歩に近い遡行をして、堰堤を眺めて退渓しました。



何故、散歩に近い遡行をして早く退渓したのか。
満足したのもありますが、久しぶりに廣瀬屋旅館さんがランチ営業しているからです。
最近の土日は団体さんが入っていて、ランチ営業はしていないため、大好きな豚バラ炙り丼大盛に会えませんでした。
しかも夏休みに入るとランチ営業はしないので、今年の解禁期間最後のチャンスかもしれません。


(釣果で心も満足、そして胃袋も満足!!)

そして、ご主人とも談笑して、特別年券ホルダーの美味しいサービスコーヒーも頂き、ノムリエTさんは居ませんがテンカラブラザーズオリジナルの小菅フルコースを堪能しました。(ノムリエTさんの早期復帰を待ってます。)



今回もウェーダーではなく、ウェットスタイルでのテンカラでした。
後半はやみましたが、全身雨に濡れたので着替えました。
しかし、パンツの替えは準備してませんでした。
なのでパンツは濡れたままです。


(最初は中心部のみで恥ずかしいシミが…)

まぁ誰もオッサンのお漏らしとは思わないだろうと、このまま道の駅に立ち寄り、友人とノムリエTさんへのお土産を購入して帰路につきました。

ノムリエTさん!!
ホームベーカリーネタ待ってます!!




テンカラ万歳!!





  
タグ :山梨釣行

Posted by タツおう at 23:49Comments(2)自然渓流