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Posted by naturum at

2018年03月27日

春の芝川交流会2018 ~数釣りのテンカラ名人講習~


こんばんは。
タツおうです。

暑さ寒さも彼岸までと言いますが、冬の落とし物のように、お彼岸は寒くなりました。
場所によっては大雪になった地域もあり少々驚きましたが、寒い日は長引かず少しづつ気温も上がって、春へと季節が移ろいでます。


(今年は天気の良い芝川C&R)

そんな春の訪れを感じる中、昨年も参加させていただいた、テンカラ大王石垣先生主催の「春の芝川交流会」に参 加しました。



所要時間は3時間と見て、余裕を含めてノムリエTさん宅に4時半に待ち合わせましたが、寝坊のために45分にノムリエTさん宅に到着して、5時前の出発になりました。

道中は珍しく、あまり寄り道もせず、昨年と同じく足柄SAで「そば処吉野家」の朝食です。
「そば処吉野家」は、よく見るオレンジ看板ではなく、青い看板の吉野家です。
店舗数が少ないのであまり見かけませんが、定番の牛丼の他に十割の美味しい蕎麦があります。
ミニ牛丼そばセット(追加生玉子)をいただきました。


(携帯の調子が悪く食後の写真でごめんなさい)

予定通りに集合場所に到着、準備をして、参加者さんと談笑しながら、イベント開始を待ちます。
そして、このイベントの主催者である、石垣大先生の到着です。



昨年は、冷たい雨の降った「春の芝川交流会2017」で開会式は雨露しのげる東屋でしたが、今年は天気が良くて広々とした駐車場で開会式です。


(青空の下で開会式)

漁協組合長のご挨拶もいただき、参加者全員で富士山をバックに集合写真を撮り、いざスタートです。
我々は、「数か、尺ものか テンカラ新戦術」の数のTさんに教えを乞うべく、Tさん弟子のIさんについていきます。

すると、その中に小菅川テンカラ教室でご一緒したNさんが!?
同門みたいな感覚で、嬉しさを覚えました。



川へ入り、早速振り込みます。
昨年は、雨でしたが表層に誘いをいれると下から尺アマゴのオンパレードだったのですが、今年は全く反応がありません。
魚が底の方から動かないようです。


(「テンカラ新戦術」数のTさんから技の伝授です)

こういう渋い時こそ、数のTさんに教えていただく良い機会です。
タングステンビーズでも沈みきらない深さなので、数のTさんの教えで重りをつけて川底を攻めます。

重りをつけると、糸先が重くなり普段通りには振り込めません。
しかし、徐々に馴れてきて、思うところに少し打てるようになってきました。
そして、数のTさんがDVDでもおっしゃっていましたが、糸を張って少しの糸の変化でもあわせをいれていきます。
振り込みを続けて、教えの通りあわせ続けると、きました!!


(底釣りの極意の釣果です)

ギャラリーの前、石垣先生もご覧になられている前での取り込みで緊張しましたが、無事にネットインすることができました。



釣果を得ましたが簡単ではなく、かなり渋い状況です。
続いてノムリエTさんも底釣りをチャレンジしてますが、かなりの苦戦をしてます。
先を譲ってくれてありがとうですね。
順番が逆なら、ノムリエTさんもすぐに釣果があったでしょう。
そして私は、2年続けてプレッシャーに…


(ノムリエTさんさんへの指導を聞きながらお勉強)

あまり見ているのもプレッシャーになるかと、上の段へ移動して振り始めました。
上の段は、あまり深くないので、重りをなくしてタングステンの重みだけに戻しました。

するとガツンッときました!!
かなり大きいです!?
今回は、packテンカラZWにレベルライン4mで、ハリスは長めの1.2mです。
後に下がり、なんとか寄せて魚体を見ると60㎝を超えるニジマスです。
竿より長い仕掛けで大物をかけると、取り込みが非常に困難です。
不安が的中して、糸を掴んだところでハリスがブチッ!!
手繰り寄せるのではなく、手繰り寄らなければいけなかったですね。
時間をおいて、ギャラリーの前で2度目のチャレンジも痛恨のバラしで終わりました。
渓流テンカラZLにしておけばよかった…



昼食は、カセットコンロでお湯を沸かしてカップ麺です。
外で食べるカップ麺は、特別効果で美味しさ倍増です。


(新発売のストレートラインパワフル)

お腹が落ち着いたら、表彰式と中締めです。
テンカラ大王方式で、自己申告の大きさ勝負で順位を決定します。
スゴ腕のテンカラ師が集まってますが、やはり渋く厳しかったのでしょう。
底釣りの釣果で上位入賞させていただきました。
景品は、フジノライン新製品のストレートラインパワフル3.6mを頂戴しました。



中締め後はフリーです。
午前中に釣果があった場所に皆さん集中してます。
午後は、渓流テンカラZLで行く予定でしたが、packテンカラZWに景品でいただいたストレートラインパワフル3.6mを早速おろして使用しました。


(芝川C&Rテンカラ師で占拠中)

先ほどは、上の方で下流部から魚群を探して遡行しました。
しかしあたりが全くありません。
朝から底の方にいたので、テンカラ軍団のプレッシャーから動くのをやめてしまったのでしょうか。
午前中のとこまで、全くあたりがなかったので、下へ戻って振り込み練習をして終わりました。

振り込み練習と言えば、新しいストレートラインパワフルをつけていたのです。
午前中にレベルラインで振っていたのに、違和感なく振ってました。
タングステンビーズに負けることなく振れたので、レベルラインの3.5号より少し太めの感じなのでしょうか。
従来のストレートラインと同じく、より取りしなくても使えるので、従来の物より初心者には良いラインなのではないでしょうか。



帰りは、東名高速に渋滞が出ていたので、中央道で帰るべく河口湖インターを目指し、富士山のすそのを時計回りで車を走らせました。


(見事な富士の山を眺めながらの帰り道)

ノムリエTさんと変わった道を通ると必ず寄り道します。
インターまでは「まかいの牧場」や「道の駅なるさわ」で小休止です。


(漢字では「馬飼野」と書くそうです)

そして、びっくりするほど空いていた中央道を軽快に走り、帰りつきました。



春の芝川交流会は、昨年に引き続き2回目です。
前回は浜松のMさんに表層の誘いを教わり、今回は数のTさんに重りをつけた最下層の釣りを教わり、このイベントでは何かを必ず得る機会をいただいてます。

釣りは1人ででも楽しめるし技術も高めることができます。
しかし、このように上手い方々が集まる場に足を運び、教えてもらう方が技術を高める近道だと思います。
技術が高まると楽しさも倍増しますしね。

このような機会を作ってくださる石垣先生に、とても感謝しております。
今シーズンも得た技術と知識で、テンカラを目一杯楽しみます!!



テンカラ万歳!!



《追伸》
石垣先生のブログを見て知りましたが、渋いのは鵜が原因でした。




  

Posted by タツおう at 02:35Comments(4)自然渓流

2018年03月15日

山梨多摩川水系3月11日(18/01) ~涙の2018シーズン開幕戦~


こんばんは。
タツおうです。

久しぶりの更新です。
何よりプライベートが多忙を極め、それに伴い仕事も詰まって詰まって煮詰まって…
そんな愚痴を吐く暇も無い日々が続いてましたが、小菅川の解禁翌週に今期の開幕戦を迎えることができました。
開幕戦は、もちろんホームの小菅川です。



開幕だからと張り切らずに、遅刻のない時間にノムリエTさんを迎えて、小菅川の到着は8時半。
入渓点は釣人の車でいっぱいです。
仕方がなく、空いていたあまり良いイメージがない入渓点から遡行します。


(2018シーズン小菅川特別年券)

当然のことながら、良いイメージが無いと言うこては、釣れているイメージが少ないと言うことです。
悪い予想はしてはいけないと、わかってはいるのですが、どうしても…
竿を振れるだけで幸せ気分になってしまいます。

しかし、竿を振り出すと、幸せからは離れた状況となります。
何故なら、この時点で私の体は、小菅の山々に住む杉様から放たれた花粉に犯されて、鼻垂れた状態になったのです。
ティッシュを持たなかったため、グローブで垂れた水分を拭いました。



結局釣果の無いまま堰堤まで…
そして堰堤を高巻きした目の前に先行者がいたため、早いランチにしました。
ランチは、ゲン直しの意味も込めて、廣瀬屋旅館さん定番の豚バラ炙り丼です。

仕切り直しは、キャッチアンドリリース渓流区間です。
最近の大雨で増水状態のため、源流は厳しいと判断し、開幕戦の確実な釣果を求めました。


(小菅川けっこう増水中)

ノムリエTさんは、見事にヤマメをあげました。
こちらは、打ち返しにかかったのですが、かかりが浅くバラしです。
仕切り直しで、ティッシュは持ったのですが、サングラスをした目に涙が流れてきます。
久しぶりのテンカラに感涙!!ではなく、バラして悔し涙でもなく、杉様の影響で目が…

バラしたことで、今のポイントを知ることができました。
増水によって、1番の流芯は流れが早いため、2番3番の緩い流芯廻りや際にポイントを絞って打ち込みます。
こういうところが成長なのでしょうと自画自賛です。

流れの緩い瀬脇を流すと、下から反転する姿がはっきりと見えました。
その動きのスピードを見て『イワナだ!!』と一呼吸半置いて合わせてドンピシャリ!!


(今シーズン初めの1尾)

完全に魚体が確認できるとこにきて、パーマークを確認。
やはり瀬脇はヤマメのテリトリーでした。
まだまだヤマメも動きが緩慢でした。
しかし狙い通りの読み通り!!
今期最初の1尾は、テンカラ感を充足させてくれる1尾でした。

その後は、小菅川のキャッチアンドリリース人気エリアへ移動して、まだスレきっていない魚を相手に、少々魚の感覚を楽しませていただき、明るい時間に帰路へとつきました。



今釣行は、今シーズンの開幕でしたが、私にはpackテンカラZWの記念すべきデビュー戦でもありました。
長く渓流テンカラZLを使っていたこともあり、私にぴったりの竿でした。


(ケースはテンカラ大王サイン入り)

packテンカラZWは3.1と3.4のズームなのですが、3.4mに伸ばし、ストレートライン3.6(+マーカー30㎝)をつけて、ハリス1mの合計4.9mの仕掛けです。
柔らか過ぎないけど柔らかい、適度でかつ芯のあるたわみが、バックキャストからフォワードキャストへのきっかけを掴みやすく、狙ったところに毛バリを運んでくれます。

竿の軽さか、ウエイトバランスが私に合っているのか、1日振っても全く疲れを感じませんでした。
むしろくしゃみ続きの腹筋に疲れが…

魚がかかっても、最近のシマノのテンカラ竿に採用されているスパイラルXのブランクスが引っ張ってくれるので、渓流で出るくらいの魚なら楽に取り込ませてくれます。
最近のシマノのテンカラ竿ユーザーなら、特に大満足の一振りなのではないかと思います。



今回は、これで終わりません。
帰路にも花粉の苦しみは続きました。
むしろ帰路が一番苦しかったのでは、とも感じます。

帰り支度の車のフロントガラスには、うっすらと黄色い粉が見える気がします。
ウォッシャーをかけてワイパーを動かすと、間違いなく黄色い粉体です。
これが、毎年この季節に私の体を苛め続ける花粉です。

運転中も鼻はグズグズ、目はグシャグシャです。
特に目が痒く、手で擦るので目の周りは、少し腫れて熱を持ってます。

これは不味いと、通りかかりのドラッグセイムスに立ち寄り、花粉症対策薬を買い求めました。
目薬と鼻スプレーです。
あと無駄になるかもしれない、花粉を寄せ付けない、顔面に噴射するスプレーを購入。


(セイムスさん、ありがとうございました!!)

車に戻り、早速使用しました。
鼻と顔面スプレーの効果は?でしたが、目薬は効果てきめんです。
一気に目スッキリでした。
今の薬はいいですね。


花粉症の発症は、花粉の量もあるのでしょうが、疲れや睡眠不足の影響もあるのでしょうか。
もう少し忙しい時期が続きますが、落ち着く頃には、杉様もおとなしくなり、テンカラの盛期直前の時期になるかと思います。
その楽しい時間を思い浮かべながら、もう少し頑張ろうと、涙を流しながら英気を養った、今シーズンの開幕戦でした。




花粉大敵!!
テンカラ万歳!!




  
タグ :山梨釣行

Posted by タツおう at 22:33Comments(2)自然渓流