2017年07月19日
北の安曇野渓流会2017後半 ~テンカラ交流会~
こんばんは。
タツおうです。
7月の連休に長野県大町市で開催された北の安曇野渓流会のイベントの後半です。

(北の安曇野渓流会ステッカー)
高瀬渓谷フェスティバル内の親子テンカラ釣り体験も無事に終了し、北の安曇野渓流会会長の石垣先生と事務局長と会員さん1名とノムリエTさんの計5名で、明日の会員交流会の会場(釣場)の下見に廻りました。
最初に行ったところは、水が澄んでいてとてもきれいで大きな岩も点在して、いかにも良い渓相です。

(透き通る川です。)
しかし、場所に明るい事務局長から見せていただいた少し前の同じ場所の写真は、砂に覆われて底岩が全くありません。
上流のダムが放水しないと、砂の川になってしまうとのこと。
これでは渓魚も拠り所が無いのでしょう。
魚影が薄い川とのことです。
とりあえず竿を出すこととなり、川に降りていきました。
水温を計ると19℃!?
新しいオムロンの温度計は壊れているのでしょうか。
会員さんが温度計をあてて17℃と水温はかなり高いようです。
遡行をはじめて、石垣先生は前へ出ろと言ってくれます。
前へ出ると見られるじゃないですか。
緊張しいの小生は、かなり遠慮気味に進みます。

(小さいけど天然らしきヒレピンです。)
石垣先生もノムリエTさんも釣果がありました。
一応小生も…
やはり魚影が薄いと、別の場所へ移動しました。
こちらは濁流です。
水温も9℃です。
オムロンの新しい温度計は間違っていないようです。
場所は近いのに川が変わるだけでこんなにも変わるものですね。

(流れる速さと温度は写真に表れづらいですね。)
時間が遅いので、一応ここでも竿を出すことになりました。
流芯は流れが早いので、間違いなく魚はいません。
際や大岩の影を打ちますが、ポイントが少ないですね。
皆さん釣果なく竿を納めて、宿泊場所のAgoraみあさへ向かいました。
Agoraみあさは、北の安曇野渓流会事務局長がオーナーの貸別荘です。
宿泊は、先ほどまで一緒に釣場を廻った会員さんが地元なので自宅へ帰り、親子テンカラ釣り体験でご一緒だった3名を加えて計7名で宿泊です。
事務局長がケータリングを頼んでいてくれて、ノムリエTさん持ち込みのワイン2本をほぼ2人で空けて良い気持ちでテンカラ談義で盛り上がりました。

(テンカラ談義の食堂です。)
しかし前日の出発が夜中だったので、皆さんのお気遣いで早めに就寝させていただきました。
部屋にエアコンは無いのですが、高地だけあって良い気温です。
布団も気持ち良く、久しぶりに熟睡しました。
日が明けて心地よい目覚めです。
頭すっきりで、会員交流会の集合場所へ向かいました。
到着すると、そこには北の安曇野渓流会の会員さんが集まっています。
そして開会式…
と思いきや、流れで交流会がスタートしました。
さすがに石垣先生に講習は受けるはずもなく、ノムリエTさんと2人で石垣先生から教えていただいたところへ入ることにしました。
入渓点へ到着すると、川は濁流とまではいかないですが、かなりの水量で早い流れです。
このような流れで竿を出すのは、昨年の禁漁直前9月末の台風明けの小菅川しかありません。

(飲み込まれそうな気分になりました。)
砂防堰堤の落ち込みを正面から眺めると、昨日の土石流体験を思い出してしてしまい、とても恐怖を感じます。
ポイントは際が主になるので、立ち位置側を打ちます。
反対岸の際を打とうとすると、立ち込みが必要で、流れに恐怖を覚え積極的には入れません。
長い仕掛けを準備するべきでした。
ノムリエTさんが1本あげたこともあり、集合には早いですが、切り上げて石垣先生達がいるところへ向かいました。
到着すると、ちょうど皆さんがあがってきていて、集まっていました。
ふと声が掛かって振り向くと、そこには住宅展示場テンカラ講習会の時のEさんとKさん親子が!? (Eさんは小菅テンカラ教室に参加いただきました。)
来てくれるのではと思っていましたが、朝いなかったので残念だと思っていました。
会えてよかったです。

(空のVARIVAS2120WB)
そして、石垣先生と会員さんから参加者へ景品が配られました。
人数が多ければじゃんけんで、欲しい人がもらえます。
その中にVARIVAS2120WBがありました。
ちょうど使いきったところだったので、#12を手に取ると、ノムリエTさんからバーブレスフック普及協会の会員がこれをいただいたらまずいと嗜められました。
確かに立場を考えると…
元の位置に戻しました。
すると地元の会員さんが、『これは近くの釣具屋さんで探しても無かったんだよね』とのこと。
戻して良かったです。
ノムリエTさんありがとうございます。
昼食は、昨年と同じ大町温泉郷の「岳」さんです。
昨年と同じ焼きカレーを注目しました。

(今年は撮れたよ焼きカレー!!)
チーズたっぷりで美味しいですね。
来年も焼きカレーにします。
昼食が終わる頃にどしゃ降りの雨です。
石垣先生は予定があるとのことでお見送りです。
午後も釣りたいメンバーは、店内で雨宿りさせていただきながら情報交換です。
雨はすぐにあがり、皆さん目的の入渓点を目指して散っていきました。
我々、ノムリエTさんと昨日から参加のフライから転向した女性Yさんを加えて、水量の多い場所を避けて、昨日の渓相が良いけど魚影が薄いところへ向かいました。
テンカラ大王講習に続き、テンカラブラザーズの追試講習ですね。

(大町らしい背景と共に)
昨日からですが、Yさんの振り込みはラインがしっかり伸びて、初めてとは思えないくらいきれいです。
午前中に石垣先生の指導もあったので上手いものです。
しかし高低差があるとどうしても上手くいかないですね。
途中の強い雨の中でも平然と竿を振るほど、テンカラを楽しんでいるので、すぐに上手くなるでしょう。
抜かれる日も近い?
少し打ちましたが、久しぶりに全く釣れる気がしないので、ほぼYさんを見ながら遡行しました。
するとYさんが小さいながらもヤマメを釣り上げました。
Yさんの喜ぶ姿を見て、こちらも本当に嬉しかったですね。

(前半で無くしたサングラスの写真が何故あるのと思った方はいますでしょう。)
遡行途中のお話ですが、ノムリエTさんから『これ』と見せられたサングラスがありました。
見覚えがあるのですが、考える時間が一時あり…
これは昨日の親子テンカラ釣り体験の時に無くしたサングラスですよ!!
車の中に落ちていたそうです。
途中までノムリエTさんがかけていたのですが、全く気付きませんでした。
だらしない自分が悪いのですが、見つかって本当に良かったです。
竿を納めて、他の会員さんが入っているところへ挨拶に行き、バスで帰るYさんを信濃大町駅まで送って(自分のお土産も買い)大町を後にしました。
帰りの高速道路は昨年と変わりなく、あまり行く機会の無いサービスエリアを各駅停車して帰りました。(昔からノムリエTさんはSA好きなんですよ。)
今年の北の安曇野渓流会のイベント参加は、自分が釣るよりも初めてテンカラをする方々が釣ってくれて喜ぶ姿を見て、自分も満足感を味わいました。
4月の小菅テンカラ教室では、ぎこちなかったのですが、あそこで慣れたのか大分ぎこちなさも取れていたのではないかと思っています。

(かなりの至近距離で出会ってしまいました。)
何よりも自分が釣るよりも、見ている人が釣って喜んでくれることに充足感を覚える自分があることに、やっとそこの域まで達したなと自己陶酔しています。
けっして釣れなかったからではなく、本当に満足感たっぷりの遠征でした。
テンカラ万歳!!
タツおうです。
7月の連休に長野県大町市で開催された北の安曇野渓流会のイベントの後半です。

(北の安曇野渓流会ステッカー)
高瀬渓谷フェスティバル内の親子テンカラ釣り体験も無事に終了し、北の安曇野渓流会会長の石垣先生と事務局長と会員さん1名とノムリエTさんの計5名で、明日の会員交流会の会場(釣場)の下見に廻りました。
最初に行ったところは、水が澄んでいてとてもきれいで大きな岩も点在して、いかにも良い渓相です。

(透き通る川です。)
しかし、場所に明るい事務局長から見せていただいた少し前の同じ場所の写真は、砂に覆われて底岩が全くありません。
上流のダムが放水しないと、砂の川になってしまうとのこと。
これでは渓魚も拠り所が無いのでしょう。
魚影が薄い川とのことです。
とりあえず竿を出すこととなり、川に降りていきました。
水温を計ると19℃!?
新しいオムロンの温度計は壊れているのでしょうか。
会員さんが温度計をあてて17℃と水温はかなり高いようです。
遡行をはじめて、石垣先生は前へ出ろと言ってくれます。
前へ出ると見られるじゃないですか。
緊張しいの小生は、かなり遠慮気味に進みます。

(小さいけど天然らしきヒレピンです。)
石垣先生もノムリエTさんも釣果がありました。
一応小生も…
やはり魚影が薄いと、別の場所へ移動しました。
こちらは濁流です。
水温も9℃です。
オムロンの新しい温度計は間違っていないようです。
場所は近いのに川が変わるだけでこんなにも変わるものですね。

(流れる速さと温度は写真に表れづらいですね。)
時間が遅いので、一応ここでも竿を出すことになりました。
流芯は流れが早いので、間違いなく魚はいません。
際や大岩の影を打ちますが、ポイントが少ないですね。
皆さん釣果なく竿を納めて、宿泊場所のAgoraみあさへ向かいました。
Agoraみあさは、北の安曇野渓流会事務局長がオーナーの貸別荘です。
宿泊は、先ほどまで一緒に釣場を廻った会員さんが地元なので自宅へ帰り、親子テンカラ釣り体験でご一緒だった3名を加えて計7名で宿泊です。
事務局長がケータリングを頼んでいてくれて、ノムリエTさん持ち込みのワイン2本をほぼ2人で空けて良い気持ちでテンカラ談義で盛り上がりました。

(テンカラ談義の食堂です。)
しかし前日の出発が夜中だったので、皆さんのお気遣いで早めに就寝させていただきました。
部屋にエアコンは無いのですが、高地だけあって良い気温です。
布団も気持ち良く、久しぶりに熟睡しました。
日が明けて心地よい目覚めです。
頭すっきりで、会員交流会の集合場所へ向かいました。
到着すると、そこには北の安曇野渓流会の会員さんが集まっています。
そして開会式…
と思いきや、流れで交流会がスタートしました。
さすがに石垣先生に講習は受けるはずもなく、ノムリエTさんと2人で石垣先生から教えていただいたところへ入ることにしました。
入渓点へ到着すると、川は濁流とまではいかないですが、かなりの水量で早い流れです。
このような流れで竿を出すのは、昨年の禁漁直前9月末の台風明けの小菅川しかありません。

(飲み込まれそうな気分になりました。)
砂防堰堤の落ち込みを正面から眺めると、昨日の土石流体験を思い出してしてしまい、とても恐怖を感じます。
ポイントは際が主になるので、立ち位置側を打ちます。
反対岸の際を打とうとすると、立ち込みが必要で、流れに恐怖を覚え積極的には入れません。
長い仕掛けを準備するべきでした。
ノムリエTさんが1本あげたこともあり、集合には早いですが、切り上げて石垣先生達がいるところへ向かいました。
到着すると、ちょうど皆さんがあがってきていて、集まっていました。
ふと声が掛かって振り向くと、そこには住宅展示場テンカラ講習会の時のEさんとKさん親子が!? (Eさんは小菅テンカラ教室に参加いただきました。)
来てくれるのではと思っていましたが、朝いなかったので残念だと思っていました。
会えてよかったです。

(空のVARIVAS2120WB)
そして、石垣先生と会員さんから参加者へ景品が配られました。
人数が多ければじゃんけんで、欲しい人がもらえます。
その中にVARIVAS2120WBがありました。
ちょうど使いきったところだったので、#12を手に取ると、ノムリエTさんからバーブレスフック普及協会の会員がこれをいただいたらまずいと嗜められました。
確かに立場を考えると…
元の位置に戻しました。
すると地元の会員さんが、『これは近くの釣具屋さんで探しても無かったんだよね』とのこと。
戻して良かったです。
ノムリエTさんありがとうございます。
昼食は、昨年と同じ大町温泉郷の「岳」さんです。
昨年と同じ焼きカレーを注目しました。

(今年は撮れたよ焼きカレー!!)
チーズたっぷりで美味しいですね。
来年も焼きカレーにします。
昼食が終わる頃にどしゃ降りの雨です。
石垣先生は予定があるとのことでお見送りです。
午後も釣りたいメンバーは、店内で雨宿りさせていただきながら情報交換です。
雨はすぐにあがり、皆さん目的の入渓点を目指して散っていきました。
我々、ノムリエTさんと昨日から参加のフライから転向した女性Yさんを加えて、水量の多い場所を避けて、昨日の渓相が良いけど魚影が薄いところへ向かいました。
テンカラ大王講習に続き、テンカラブラザーズの追試講習ですね。

(大町らしい背景と共に)
昨日からですが、Yさんの振り込みはラインがしっかり伸びて、初めてとは思えないくらいきれいです。
午前中に石垣先生の指導もあったので上手いものです。
しかし高低差があるとどうしても上手くいかないですね。
途中の強い雨の中でも平然と竿を振るほど、テンカラを楽しんでいるので、すぐに上手くなるでしょう。
抜かれる日も近い?
少し打ちましたが、久しぶりに全く釣れる気がしないので、ほぼYさんを見ながら遡行しました。
するとYさんが小さいながらもヤマメを釣り上げました。
Yさんの喜ぶ姿を見て、こちらも本当に嬉しかったですね。

(前半で無くしたサングラスの写真が何故あるのと思った方はいますでしょう。)
遡行途中のお話ですが、ノムリエTさんから『これ』と見せられたサングラスがありました。
見覚えがあるのですが、考える時間が一時あり…
これは昨日の親子テンカラ釣り体験の時に無くしたサングラスですよ!!
車の中に落ちていたそうです。
途中までノムリエTさんがかけていたのですが、全く気付きませんでした。
だらしない自分が悪いのですが、見つかって本当に良かったです。
竿を納めて、他の会員さんが入っているところへ挨拶に行き、バスで帰るYさんを信濃大町駅まで送って(自分のお土産も買い)大町を後にしました。
帰りの高速道路は昨年と変わりなく、あまり行く機会の無いサービスエリアを各駅停車して帰りました。(昔からノムリエTさんはSA好きなんですよ。)
今年の北の安曇野渓流会のイベント参加は、自分が釣るよりも初めてテンカラをする方々が釣ってくれて喜ぶ姿を見て、自分も満足感を味わいました。
4月の小菅テンカラ教室では、ぎこちなかったのですが、あそこで慣れたのか大分ぎこちなさも取れていたのではないかと思っています。

(かなりの至近距離で出会ってしまいました。)
何よりも自分が釣るよりも、見ている人が釣って喜んでくれることに充足感を覚える自分があることに、やっとそこの域まで達したなと自己陶酔しています。
けっして釣れなかったからではなく、本当に満足感たっぷりの遠征でした。
テンカラ万歳!!
Posted by タツおう at 05:26│Comments(2)
│自然渓流
この記事へのコメント
おはようございます。タツおうさん
安曇野は2日間水が高かったですね。
あの標高であれだけの水量は関東周辺の渓とは趣が違いますね。
アウェイの我々が苦戦するのは仕方がないのかもしれません。
これからは大王流テンカラの師範代として関東へのテンカラウィルス拡散も頑張らないといけないですね(笑)
安曇野は2日間水が高かったですね。
あの標高であれだけの水量は関東周辺の渓とは趣が違いますね。
アウェイの我々が苦戦するのは仕方がないのかもしれません。
これからは大王流テンカラの師範代として関東へのテンカラウィルス拡散も頑張らないといけないですね(笑)
Posted by ノムリエT
at 2017年07月19日 07:37

ノムリエTさん
お疲れ様です。
確かに川は知らないと難しいですね。
地元の方々から親切に教えてもらいましたが、年1回で知るのは難しいのでしょうね。
ただ交流会参加は、お祭りみたいなものなので、そういう意味では本当に楽しませていただいて、皆さまに感謝ですね。
知ってる渓では釣れるとハードルを上げてる気もしますが、言葉に恥じないように頑張りましょう。
お疲れ様です。
確かに川は知らないと難しいですね。
地元の方々から親切に教えてもらいましたが、年1回で知るのは難しいのでしょうね。
ただ交流会参加は、お祭りみたいなものなので、そういう意味では本当に楽しませていただいて、皆さまに感謝ですね。
知ってる渓では釣れるとハードルを上げてる気もしますが、言葉に恥じないように頑張りましょう。
Posted by タツおう
at 2017年07月19日 21:15
