タツおうのテンカラ万歳‼

今年は、管理釣場でオープン戦もなく、いきなり自然河川での実戦です。
こんなことは初めてではないでしょうか。
原因は懐具合？
何はともあれ、こうして今年も解禁の時期を迎えることは、嬉しいことです。


[今年初めての渓流]

行きつけの小菅川は、本日午後の解禁です。
本来は例年の解禁イベントに、所属するバーブレスフック普及協会で出店をして、そちらのブースにいるはずだったのですが、自然保護を掲げるNPO法人で、このご時世のイベント出店は控えようということになりました。
そのため、ゆっくり睡眠を取り、ゆっくり出発しました。



到着すると、バーブレスフック普及協会のＨＴ副代表もちょうど到着したようです。
一緒に特別年券を購入して、イベント会場を一回りしました。


[今年はほうれん坊さんが会場です]


[ＡＴ副代表のミッジフライ]


[今年も源流ビールを購入]

バーブレスフック普及協会とは別に出店しているＡＴ副代表にご挨拶をして、きれいなミッジフライ(老眼検査を含むアイに糸を通せるギリギリの大きさ)を購入させていただきました。
御守りですね。
また、会場で毛鉤爺さんとも、お会いできたので、あまり長居をしないでキャッチ&リリース区間へと移動をしました。



解禁の時間を待っている方々に紛れながら、ＨＴ副代表や毛鉤爺さんと情報交換をしながら、解禁時間を待ちます。
そして、待ちに待った解禁時間を告げる、正午の音楽が小菅村に響きわたりました。


[解禁直前のキャッチ&リリース区間]

ＨＴ副代表は、30年前のタックルで久しぶりと言いながら、ルアーを投げはじめました。
すると、一投目からヤマメがルアーに反応、そして二投目でヤマメをヒットさせてました。
その後30分間で5ヒットと、良いペースで楽しんでましたが、ＨＴ副代表が当初より言っていた30分を超えると、アタリがピタッと無くなるという言葉の通りアタリは無くなり、『初日はこんなもん』とＨＴ副代表は、早々に竿を納めてました。



そして私はどうだったのでしょう。
実は、キャッチ&リリースで竿を出すのではなく源流に行きたかったので、キャッチ&リリース区間では、ずっとＨＴ副代表の釣りを見てました。
そして竿を出すのは、もちろん源流です。
源流一番竿を競うよりも、二番でいいのでゆっくり遡行がしたく、解禁時間から少し時間をあけて、源流へと車を走らせました。


[今年初めての準備に取りかかります]

源流の林道へ入ると、期待通り車の停まっていない入渓場所がありました。
満を持して車を停めて、それから腹ごしらえと準備に入りました。
そして川へ降りると、渓相が全く変わっています。
やはり昨年の台風は、大きな足跡を残していました。

頭を切り替えて、新鮮な気分で遡行をはじめました。
するとココッてところでバシャッと反応がありました。
暖かいせいか、なかなか活性は高そうです。
その後そこでは、見にはきますが誘っても何をしても口を使わないので、次へと歩を進めました。
そして、またココッてところでイワナが見にきました。
そして少し沈めて流すとピタッと糸が止まりました…


[あれっイワナのはずが…]

掛かっていたのは、４寸の小さなヤマメでした。
見にきたイワナは、もっと大きかったので、同じ場所に毛バリをながしましたが、もうイワナは姿を見せませんでした。

その後もバシャッと出てきたり、様子を見にきたりと雰囲気は良かったのですが、冷たい風が吹き出すと、一斉号令があったかのように姿を見せることはありませんでした。
ステージが変わっていることは、早めに察知しています。
底狙いに毛バリの流し方を変えています。
勘が鈍っているのか、根掛かりが数度続きました。
そして、また根掛かりと思いきや「あっ魚の感触だ！」と頭で反応しても、体は根掛かりだと思い、テンションを外してしまいました。
ズシッビクビクッからの一瞬でピックアップ…
まだまだテンカラ勘が低いです…



活性が高い時に、咥えさせされなかったことが、釣果に響いた開幕戦になりました。
解禁当初なので、遅合わせを意識していたので、バシャッときても毛バリを触っていないことは確認できました。
なので、ＡＴ副代表の御守りの出番だったのかもしれません。


[今年もよろしくお願いします!!]

今年は初テンカラと解禁が一緒になってしまいましたが、釣果はあって修正点もあって、収穫のある初日だったと思います。
何より久しぶりに竿が振れたことが、嬉しかった。
本当に楽しかったです。
また今年も、いっぱい楽しみます!!





テンカラ万歳!!