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2019年05月01日

栃木鬼怒川系4月28日[6/4] ~冷男の熱い粘り勝ち~



寒暖差が激しい春になってます。
「女心と秋の空、男心と春の空」と言いますが、女心は変わりやすく次第に冷えてくる様子と、男心も変わりやすく次第に熱くなってくる様子を表す、男女の特徴を捉えた諺だそうです。
でも最近は、日替り週替りの寒暖差が激しい日が続いてます。
そんな寒暖差が激しい人がいたら、親しくなりたくないですね。

栃木鬼怒川系4月28日[6/4] ~冷男の熱い粘り勝ち~
[今年初の鬼怒川です!!]

そんな春になりきらない気候の中、私の釣行を予定する日は、何故か前日若しくは前々日に大きく気温を落として、お寒いテンカラ釣行が続いてます。(気温と共に釣果も…)
今年唯一「今週はコンディションがいいぞ!」と思っていた時は、愛車のトラブルによる無念の欠釣となる始末。
そして今回の釣行の数日前には山沿いで降雪がありました。
非常に寒い入り方をした、大型ゴールデンウィークの2日目です。
今年の春は、雨男ならぬ冷男です…



前日も遠出をしていたのですが、風が冷たい寒い1日でした。
GW初日にしては、いつもの休日くらいの車の量で、ほぼ快適なドライブでした。
この日も連休の渋滞らしき雰囲気はなく、快適に進むと思われたのですが、電光掲示板に事故の表示が…
電光掲示板ごとに渋滞表示が長くなり、とうとう最後尾へとたどり着きました。
こんな大型連休に事故は勘弁してほしいと、自分を含めたほとんどのドライバーの頭にあるとは思いますが、こんな大型連休だから事故が多いのだと諦めて、連なる車の牛歩に紛れました。

事故渋滞の影響を受けて、到着が9時前になってしまいました。(実は出発も遅い)
本流を上まで確認しましたが、車が全くありません。
これは幸運なのか、それとも皆さん一本終わって休憩中なのか、疑問を感じながらも、入渓場所を決めて準備をはじめました。

栃木鬼怒川系4月28日[6/4] ~冷男の熱い粘り勝ち~
[雲が風を表現しています]

予報では、前日よりも気温が上がるとのことですが、やはり朝は寒いです。
水温も8℃と、予想通りの低水温です。
風も強くて、キャストも難しいコンディションでしたが、GW2日目で車がいなかったことを幸運にしようと、遡行をはじめました。
風が強い時は、ラインを水につけて流す線の釣り、風が止まった時に合わせてピンポイントで毛バリを打ち込む点の釣りと、状況に合わせて対応したつもりでも、魚は出てきてくれません。
そんなことを続けながら遡行すると、前にフライマンの影が…
途中から入ったのでしょう。
早めのランチにします。



午後になると、釣人と思われる車が沢山停まってます。
実際、気温の低い朝はダメなのでしょう。
車が停まっていない支流へと移動しました。
この支流は型は小さいですが、意外と実績がある支流です。
水温は二桁あり、本流よりも期待をして入渓しました。
しかし遡行をはじめると、過去の実績ポイントからは出てきてくれません。
それどころか、いつも見える魚影が全く見えません。
ここも厳しいのかと思いながらも、「ここは出るのでは」とか、「このポイントは出て下さい」と思いながら気持ちを切らさずに遡行を続けました。

すると、ある淵の大岩の下からイワナの反転が見えました。
糸が引き込まれないので、毛バリに触ってないようです。
本来は、もう少し毛バリを流したいところですが、水中に折れた枝があるので意中の場所まで流せずにピックアップです。
少し間をおくと共に、流し方を考えました。
出た答えは、枝を取り除いてしまおうと。
長めに毛バリを流し、枝に絡めます。
引き上げられるか不安でしたが、静かにズズッと枝が引き上げられました。

栃木鬼怒川系4月28日[6/4] ~冷男の熱い粘り勝ち~
[除いた枝はサクラでした]

イワナがいると思われる近くを荒らしたことが、吉と出るか凶と出るかわかりません。
しかし、荒らしたことが凶と出ても釣れない、枝があるまま流しても釣れない、なら取り除いてもオッケーですよね。
最近、プルームテックにしたことにより、間を取る時間が短くなったので、今回は10分と時間を区切って間を入れました。
そして時間いっぱいとなり、静から動へと心と身体をシフトしました。

十数回打ちましたが、最初に見た影は見られません。
「あの反転はマボロシ?」とか「餌場を荒らしたから移動した?」と弱気なイメージが頭をよぎりますが、本日唯一の魚影のため、もう一度間を入れて気合いを入れ直しました。
すると、先ほどと同じイワナ(かどうかわかりません)が毛バリにアタックしました。

栃木鬼怒川系4月28日[6/4] ~冷男の熱い粘り勝ち~
[今回は粘りと根性の釣果です]

見えているならともかく、見えない魚に対してこんなに粘ったのは初めてです。(いや粘って釣れたことがかも…)
何故こんなに粘ったかというと、ここ以外で魚影が見えなかったからです。
嬉しい釣果でしたが、それよりもホッと安堵感を得た釣果でした。

今年は、例年よりも釣行数が少ないのもありますが、とても釣果が乏しい年になっています。
今回も1尾釣ったのが良かったのか、1尾しか釣れない技術の低さなのか、非常に判断が難しいところです。
いまは後者と思い込んで、良い気分に浸りましょう。



その帰り道です。
大型ゴールデンウィーク2日目の帰りは軽く考えてました。
しかし朝と同様に、事故渋滞です…
しかし、事故を起こしたい人がいる訳でもなく、起こした人は渋滞の列に並ぶ人よりも嫌な気分なのでしょう。
自分が当事者にならないように、十分注意をした運転を心掛けようと、改めて思いました。

栃木鬼怒川系4月28日[6/4] ~冷男の熱い粘り勝ち~
[新パートナーも大事にします]

家も近づいたころ、メーターを見るとちょうど到着が走行1000キロになりそうです。
何処にも寄り道ぜずに最短距離で自宅へと車を走らせました。
そして祝1000キロになったところで、おそらく到着すると思ってました。

栃木鬼怒川系4月28日[6/4] ~冷男の熱い粘り勝ち~
[僅かに1キロオーバーでした]

しかし家への路地に入ったところで、メーターがカツンと…
1001キロで自宅到着です。
何はともあれ無事に1000キロを超えました。
ゴールデンウィーク中に1ヶ月点検をお願いしようと思います!!




テンカラ万歳!!






タグ :栃木釣行

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