2020年09月25日
第2回 男鹿川テンカラ教室
5月の開催から延期されていた、男鹿川テンカラ教室が開催されました。 もちろん我らのテンカラ大王こと、石垣尚男先生を講師にお迎えして、開催されたテンカラ教室。 禁漁期の関係で、初日に自然渓流で行われたテンカラ経験者の講習と、2日目は管理釣場で行われた初心者講習の、2日間の構成で開催されました。
初日の開会式には、おじか・きぬ漁業協同組合の組合長より、来年の解禁からスタートするテンカラ専用C&R区間が設置されると発表がありました。 テンカラ専用区間は日本初、いや世界初の試みでしょう。 テンカラのさらなる普及拡大と共に、渓流魚の維持や繁殖のひとつの手段になってくれることを切に願います。
テンカラ専用区となるのは、男鹿川支流入山沢のそのまた支流の見通沢です。 入山沢の出会いから、上流第一堰堤までの区間で、比較的高低差が少ない区間です。 しかし時期になると、瀬の浅いところに魚がつくので、テンカラならではのポイントから良型の渓魚がポンッポンッと出てきてくれたので、魚影の濃くなるC&Rになったらおおいに期待です。
初日のテンカラ経験者講習は、前出の男鹿川支流、入山沢の下流で行われました。 前日に漁協組合員や有志により河川整備を施し、午前中に良型のヤマメをたっぷり放流してくれていました。 フラットな川底に石を入れてギャップを作ったり、放流前に網を張り放流した魚がある程度の範囲に留まるよう、漁協の皆さんが前日から当日まで、大変な苦労をして(会場作りとは違うトラブルもあったとのこと…)ご用意してくれました。 石垣先生のテンカラ中級者以上の方々に合わせた座学が終わると、整備の行き届いた魚影の濃い、入山沢下流の会場へと移動しました。
参加者の皆さん、経験者だけあってキレイなキャスティングで川を探っていきます。 一番竿になった方は、川の対岸ギリギリのところから出てきたようです。 良型のヤマメにご満悦でした。 それ以降なかなか竿がしなりません。 やはり放流したての魚は、毛バリでは難しいようです。 その中でもベテランTさん(サクラの!?)が、ひとりでちょこちょこと釣ってました。 静かだったお魚さんが、だんだんやる気を出してきているみたいな頃に終了のお時間がきてしまいました。 相変わらず水の流れは読んでも空気は読まないお魚さんたちです。
日も落ちて、辺りに暗闇が降りてくると、バーベQの始まりです。 地元のジビエや新鮮野菜が、厚くてアッツイ鉄板の上に拡がります。 そして、粉ものご夫婦の最高傑作ご振る舞い、旦那さんの「たこ焼き 三依金たこ」と、奥様の「お好み焼き風++イヒ」は、ノムリエ夫妻でした。 (奥様のお好み焼き屋を隠語にする必要があるのかな?) 鉄板からテーブルまで埋め尽くされたお料理が無くなったのは、胃袋底無しの何とか大王だけでなく、参加者の皆さんの胃袋が、三依の空気に感化されて肥大されていたことを放流されたヤマメが密かに教えてくれました。 そのヤマメは、どんどん滝を登って見通沢に入り、今回の参加者さんがテンカラ専用区にいらっしゃった際には、尺に成長した子供達がお出迎えしてくれるとも言っていたいないとか…。
翌日は初心者講習です。 前回と同じく、三依渓流釣り場さんで行われました。 こちらは、前日から放流をしていただき、尺物を朝放流で準備万端です。 先ずは、石垣先生の座学からスタートです。 前日よりも長めの座学が終わると、釣場へと移動をして実釣講習です。 この日は、女性が6名もいらっしゃいました。 しかも前日からのご参加が3名と、私の見たテンカラ教室では、過去最高人数のご参加でした。 エサを使わない、道具立ても少ないテンカラは、女性やお子さんでも入りやすい釣りだと思うので、更に増えて欲しいですね。
皆さんそこそこ釣れて、尺物を複数匹釣り上げた方もいて、なかなか楽しんでいただけたのかなと思います。 最後に石垣先生からオリジナルグッズ等の賞品プレゼントや、参加者全員にテンカラ大王サイン入りの証書が手渡され、テンカラ教室の幕が下りました。
今回の参加者さんも、テンカラ大王の講習により、いっそうテンカラが好きになったのではないかと思います。 これからは禁漁期間に入ってしまうので、管理釣場等で禁断症状を抑えるのでしょう。 来年は、男鹿川系テンカラ専用区ですね。 そして解禁後のテンカラの時期になる頃には、専用区開設イベントがあるかもしれないので楽しみにしましょう。
テンカラ万歳!!
Posted by タツおう at 01:18│Comments(2)
│自然渓流
この記事へのコメント
こんばんは、タツおうさん。
お疲れ様でした。
講習会では大変お世話になり、有難うございました。
この様な企画で、テンカラ人口が増えてくれると喜ばしいですね。
次回のイベントも都合をつけて参加を考えています。
その時は宜しくお願いしますね。
お疲れ様でした。
講習会では大変お世話になり、有難うございました。
この様な企画で、テンカラ人口が増えてくれると喜ばしいですね。
次回のイベントも都合をつけて参加を考えています。
その時は宜しくお願いしますね。
Posted by 毛鉤爺 at 2020年09月25日 21:39
毛鉤爺さん
先日は、お疲れ様でした。
お互いスタッフの名札をもらえませんでしたね。
毛鉤爺さんは、やっぱり大人ですね。
私は、まだまだです。
先日は、お疲れ様でした。
お互いスタッフの名札をもらえませんでしたね。
毛鉤爺さんは、やっぱり大人ですね。
私は、まだまだです。
Posted by タツおう at 2020年09月29日 06:49