タツおうのテンカラ万歳‼

こんばんは。
タツおうです。

また今年も、禁漁を迎えてしまいました。
そして、また今年も禁漁によるテンカラ禁断症状が発症している重度のウイルス感染者達が、自然渓流の管理釣場に集まりました。
もちろん多くの感染者を輩出している、強力なテンカラウイルス保持者の、テンカラ大王石垣先生も遠路はるばるいらしていただだいてます。
今年も「テンカラ大王秋の釣遊会」が始まりました。


[秋を感じる景色になってきました]

昨年と同じくライトな釣行会です。
主役のテンカラ大王石垣先生と、この釣行会の開催にご協力いただいきましたバーブレスフック普及協会の代表Ｙさんよりご挨拶をいただき、早速釣場へと移動しました。



今年の釣遊会は、初級者さんが中心です。
今回が全く初めての釣り経験のない方や、今年がテンカラデビューの方々にご参加いただいてます。
自然と石垣先生の講習会になりました。
ちなみに釣りが初体験でご参加いただいた方は、石垣先生に釣られてしまって、本日テンカラデビューされる方です。
テンカラ釣りのみならず、人を釣るのも名人のテンカラ大王です。


[テンカラ大王の熱いご指導]

やはりテンカラは、キャスティングから始まります。
それは、魚が居着いているポイントを狙って、毛バリを落とさなければならないからです。
このキャスティングを教えることが一番難しいと思いますが、石垣先生が教えると初めての方も、悪いクセがついてしまった方も、一言二言のアドバイスでラインがきれいなループを描くキャスティングができてしまいます。
キャスティングができるようになって、石垣先生のアドバイス通りのポイントに毛バリを落として釣れると、テンカラウイルス注入完了です。
こうして皆テンカラの中毒になっていくのですね。


[教えることも達人の石垣先生]

改めて宣言することもないのですが、私も重度のテンカラウイルスに犯されています。
テンカラは、本当に面白い釣法です。
このテンカラに興味のある方へ、上手く教えていただける、テンカラの入口を簡単にしてくれる石垣先生は、正にテンカラの伝道師ですね。



こうして初めての方も二桁くらい釣ったのではないかという釣果を得て、他の皆さんも大満足の釣果の頃に、バーブレスフック普及協会代表のＹさんによるビッグ釣果があり、１日目の終了の時間を迎えました。※Ｙ代表はフライの達人のため、フライフィッシングの釣果です。

ここで、バーブレスフック普及協会代表のＹさんを含む、１日目のみご参加の方々とお別れして、本日予約の宿へと向かいました。
宿は温泉がある、大きな施設です。
先ずは、温泉で今日の疲れた体を癒しました。


[ちょっと豪華な会席料理]

温泉からあがると、夕食の時間ぴったりです。
渓流で消費したカロリーを補いました。
そして今夜の宿は、デザートバイキングが付いてます。
これは大王様を先頭に、年長者に大ウケでした。
お元気の素は、たくさんカロリーを消費して、その消費したカロリーを直ぐに補うところに秘訣があるのかなと思いながら、みるみるうちに消えていくデザートの数々を眺めていました。

食後は部屋に戻り、テンカラ談義です。
歓談中に日中の疲れが出てしまったのか、ある参加者さんが足をつってしまいました。
しかし、その参加者さんは常備薬を持っていて、直ぐに回復したようです。
その薬はツムラ68番と言い、皆さん同意されてました。
68番を知らなかった私は、「渓流釣りはテンカラが一番で足つりは68番なんだ」とくだらないことを考えながら、眠りに落ちてしまいました。



翌朝は宿の美味しい朝食をいただき、昨日と同じ管理釣場へと向かいました。
この日は、石垣先生も自ら竿を出しながら、いろいろと教えていただきました。
ポイントでは、まず参加者さんや私から竿を出し、後から石垣先生が振り込みます。
それでも石垣先生は、しっかりと釣るのですよね。


[巨匠のテンカラにくぎ付けです]

講習会のように教えていただくのも嬉しいですが、40年を超えるキャリアのテンカラ師の技術を見せていただくのは、テンカラを続けていく上で、これ以上ない財産ですよね。
振り込みからポイント、毛バリの流し方や誘いまで、一連の技術を私も拝見させていただきました。
私の脳ミソは小ジワひとつ無いスベスベお肌なので、石垣先生のテンカラを携帯のメモリーに修めさせていただきました。

このように、２日目は講習会ではなく、「テンカラ大王と一緒に渓流でテンカラ釣り」みたいな感じの釣行会となりました。
そして、楽しい時間は時計の針を高速で回わされていたかのように、終了の時刻へと進んでしまいました。



こうして今年も「テンカラ大王秋の釣遊会」は、無事に幕を閉じることができました。
昨年に引き続き、新幹線を乗り継いで北関東まで来ていただいた石垣先生、心よりお礼申し上げます。
また、ご協力いただきました、バーブレスフック普及協会代表のＹさん、ご来場までしていただき本当にありがとうございました。

そして、ご参加いただいた皆々様、拙い進行にお付き合いいただき、誠にありがとうございました。
今後もテンカラ大王から感染させていただいたテンカラウイルスを大切に養って、楽しいテンカラライフをお送りいただけますことを切に願うと共に、またお会いする機会を心よりお待ちしております。





テンカラ万歳!!