2020年07月27日
栃木鬼怒川・男鹿川 2020年7月25日 ~依存症~
世間は四連休、私の仕事は夏場に四日も休めるはずもなく、片側の祝日が出勤でした。 昔に比べたら、祝日に休めるだけ良くなったのですがね。
さて、今回は何処へ行こうか迷いました。 今年は初めてのところへは、どうも気が乗らないので、行くところは自ずと決まってきます。 しかし何処へ行っても、明けない梅雨と上がらない気温の影響で、シブいのですから。 当然の選択、鬼怒川と男鹿川と迷いましたが、両方行くことにしました。

[肉眼に近い景色の写真は難しい]
朝は起きられず、いつもの平日と同じ6時前に出発。 コンビニで朝飯購入をと思っていましたが、空腹がなかったのでノンストップで進みました。 高速道路では雨が降っていましたが、下りる頃には止んでます。 久しぶりの霧降高原越えを選択した私は、気持ち良く登り道を進んでいきます。 頂上付近では、雲なのか霧なのか、雲海のような人を魅了する景色が広がりました。 つい展望スペースで車を停めて、周りの景色に見とれてしまいました。 この景色を独り占め、なんとも贅沢です。 再び車を走らせて道が下りになってきたら、私は愛車と共に、霧につつまれました。 先ほど眺めた景色の中に入ってしまったのでしょうか、ひどいところは5m先が見えないくらいの霧です。 流石の霧降高原でした。
先に行ったのは、鬼怒川本流です。 遅く着いたのに、入渓場所に車はほとんどありません。 梅雨の長雨で低活性だから、皆さん避けているのでしょうか。 準備をして川に入ると、理由は直ぐにわかりました。 増水で濁りが出ています。 後から聞いた話ですが、前日の夜は激しい雨だったそうです。 濁りがあったとはいえ、土色にまでは濁っていないので、自分を試す意味を込めて、竿を出し始めました。

[流れが早いとポイントは絞れるのですが]
水量が多く流れが早い時は、際や弛みに潜んでいる可能性が高いことは学習済みです。 数少ないポイントを狙って、釣り進んでいきます。 そして、岩の影にピンポイントで毛バリを入れると、毛バリが止まりました。 『アタリだ!!』と合わせると小さな魚体が跳ねあがり、 水面から出た拍子に針から外れて川へと落下しました。 狙いは間違っていないと、アタリがあったことに、先の望みを見つけました。 一度アタリがあったとはいえ、なかなか次がありません。 続けていると、受けになっている弛みがありました。 しかし、対岸で少し距離があります。 グリップを竿尻にして、ロングキャストを試みました。 上手くポイントに落ちたら、直ぐにアタリがありました。 今度は大事に合わせました。 最初は対岸で疲れを待ち、コントロールしやすくなってから流芯越えです。 流れに逆らい過ぎないように、大事に寄せていると急に魚の感触がなくなりました。 人はいないですが人目を憚らず『うぁ~っ』と、つい大きな声が出てしまいました…。
その後はアタリがなく、ここから淵や緩流が多くなるというところで、先行者に追い付いたので、抜けさせていただきました。 そして車に戻った時に大事なことに気付きました。 朝コンビニに寄らなかったから、タバコを買うのを忘れてしまいました…。
場所を移動して、男鹿川へとやってきました。 先ずは腹ごしらえと「つちや食堂さん」で辛子味噌ラーメンをいただきました。 冬場は体が暖まるのですが、涼しくても夏は食べていると汗ダラダラです。 代謝があがった発汗なので気持ちの良い汗です。 「つちや食堂さん」に来たのは、腹ごしらえの他にも理由がありました。 辛子味噌ラーメンに入った特製辛子味噌は、お土産販売しているのです。 私は、この辛子味噌が大好きで、 家では常備品になっています。 テンカラだけでなく、その辛子味噌を買いに三依に来たことも目的のひとつだったのです。 お腹は充足し、お土産の辛子味噌も購入したので、つちや食堂のご主人にタバコの販売店を聞きました。 すると『三依はタバコは売ってないからなぁ』とのことです。 しかも一番近いコンビニが、塩原温泉だと言うじゃないですか。 どうせコンディションも悪いし、辛子味噌も買ったし、今日は帰るかな。 せっかく来たのだからタバコを我慢してテンカラかな。 『タバコなんかやめてしまえ!!』と遠くから聴こえてきたのは幻覚でしょうか。 その幻覚に促されるように、川へと向かうのでした。 テンカラとタバコ、もはやどちらも中毒です。

[つちや食堂さん手作り辛子味噌]
ボサッたところに入りました。 今日は瀬で出ないことはわかっています。 狙いは岩影に潜んでいるヤツの目の前にを流し、最小限の動きで口を使わせることです。 流れを見ながらピンポイントで毛バリを落とします。 岩の途中で糸がピタッと止まりました。 慌てず一呼吸おいて合わせました。 なかなか出来ると自画自賛した時に『え~!』針が外れてしまいました。 流すポイントは正しかったのですが、喰いが浅いのでしょう。 先行者も見えたので、休憩を入れました。 なんだかんだ普段から十分な睡眠が取れていないので、車で横になって一眠りしました。
夢を見るまで熟睡してしまいました。 休憩後は、せっかく来たので三依渓流つり場さんを手伝っているノムリエTさんの顔を見にいきました。 そしたらノムリエTさんが、あと少しでお手伝いが終わるとのことで、終わったらガイドをしてくれるとのこと。 先に川へ行って、ノムリエTさんの来る前に竿を出しました。 そして今日はお決まりのバラしです。 その後、ノムリエTさんが来てくれて、久しぶりにノムリエTさんに見られながらの竿振りです。 また最後の最後で、しかもノムリエTさんの前で釣ろうと気合いを入れ直したのですが、その後はバラしもなく魚影もなく、今回はボウズを受け入れました。 おそらくニコチン切れによる集中力の低下が原因でしょう。
その後、ノムリエTさんと談笑して帰路につきました。 もちろん最初のコンビニでタバコを買って、帰り道はタバコを手放さずに、ずっと吸いながら帰りました。 タバコは紙巻きではなく、JTのプルームテックです。 加熱式タバコの中でも、かなりニコチンが低い種類になります。 もう何時でもやめられるようにと、軽いタバコに慣れたのですが、依存症というものは強いか軽いかは関係がないみたいですね。 休みになると竿を振りたくなるテンカラも重度の依存症になってますよね。

[久しぶりの自分写真]
帰宅後に、ノムリエTさんからメールがありました。 私のテンカラ写真と、いつのまにやら私のキャスティング動画も撮ってくれていたのですね。 久しぶりに見る自分のキャスティングは、自分で評価するのもなんですが、昔と比べてスムーズになりました。 自分もここまでになったのかと、自信になりました。 ノムリエTさんに感謝です。 せっかくここまでなっていたならば、バラしは一回で釣り上げなければいけなかったですね。 喰いが浅いと思ったら、素直に毛バリサイズを変えましょう。 老眼が進んでいても…。
テンカラ万歳!!
Posted by タツおう at 23:48│Comments(0)
│自然渓流