群馬管理釣場 11月30日[19/34] ~久しぶりの管釣りへ~

タツおう

2019年12月04日 00:07


久しぶりに明るくなってからの目覚めです。
前日は飲みの仕事でしたが、夜中の目覚めも無い熟睡でした。
しっかりした睡眠が取れたのか、とてもすっきりした朝です。
ヨシ!! 行っちゃえ!!


[かっこよくなった遊漁券]

到着は10時です。
それでも気温は4℃です。
朝は零下だったらしいので、ちょうど良い到着だったのかもしれません。
毎年何度も訪れているのに、今年は初になってしまいました。
女将さんと若女将にご挨拶をすませ、写真のようにロゴの入った入場券を購入し、いざルアーフライエリアへと向かいました。



駐車場で準備をしていると、関東のテンカラ界の巨匠がいらっしゃいました。
ご挨拶をさせていただき、こちらの状況や他の管理釣場の状況などを教えていただきました。
イベント等で石垣先生とご一緒しているため、顔を覚えていただいていたみたいです。
大変光栄であります。

準備を終えて川へ降りると、お話に聞いた通り寒いです。
それも間違いではないのですが、聞いていた通り渓相が全く変わってしまいました。
自然渓流エリアが初めての川みたいと聞いていましたが、遡行ルートも魚のつき場も違う、まさに初めての川です。
新鮮さを感じる以上に、自然の力の怖さを目の当たりにして、恐怖とも思える感情が私の体を覆いました。


[変わってしまった渓相]

気を取り直して、竿を振り始めました。
いつもの通り、仕掛けに付いていた毛バリで、今回付いていたのは#12の逆さ毛バリです。
変えずに進むと、バシャッとニジマスが出てきました。
これは活性が高いかと、同じ毛バリで攻めましたが、魚影の濃いところでは何度打とうと見向きもしれません。
迷いましたが、釣りに来たのだろうと#16ビーズヘッド付毛バリに交換しました。
すると予想通りの爆釣です…

人とは欲の塊で、ただ釣れるだけでは満足ができず、天然河川のようにポイントでの釣果が欲しくなりました。
そして見える群れをなしている魚はスルーして、岩影に隠れている魚をターゲットに進みました。
すると程なくアタリがありました。


[会心の釣果です!!]

受けになっている岩下からイワナがサッと出てきて、毛バリを咥えました。
今期に伝授いただいた知識を活用した釣果です。
この魚影が濃い管理釣場であっても、こういう釣果は本当に嬉しいですね。



しっかり防寒はしてきたのですが、指先がかじかんできました。
釣れた魚の針を外すのも覚束なくなってきたので、一度駐車場で休憩を取りました。
陽射しに温められた車のボディで、かじかんだ指先を暖めて回復を待ちます。
準備を怠りましたが、もうカイロが必要な季節でした。

今回はテンカラを楽しむことの他に、毛バリを試すことも目的でした。
秋口に巻いたストリーマーです。
秋の芝川交流会で不発に終わりましたが、見えている魚に向けて誘いかたを試したかったのです。
ポンドの間の流水の淵の群れへ向けてストリーマーを落とし、逆引きに動かしました。
すると勢いよく毛バリを追いかけて、魚の反転に合わせるとガツッと大当たりです!!


[小魚に見えてくれたのかな?]

その後も逆引きでバンバンきてくれます。
この管理釣場のポンドエリアでは、毛バリなら何でも動かしたら釣れるから試しにならないんじゃないかなとノムリエTさんも言っていましたが、結果はその通りのようです…



釣りも十分楽しんだので、少々釣場全体を見て回りました。
この日が、大物が釣れると有名になった、ダム湖が再開していました。
そのため午前中は、多くのルアーマンやフライマンで賑わったようです。
久しぶりに疑似餌を見た魚たちは、我先にと食らいつき、釣人を楽しませたようです。(午前中だけで打ち止め?)
そのダム湖も、半分近くは埋まってしまったように見えます。


[現在のダム湖]

そしてダム湖までにあった、第二ポンドや第三ポンドは、姿形無く平坦になってました。
その第二ポンドのあった場所で、重機を使って掘り続ける管理人さんの姿を見ることができました。
女将さん曰く、管理人さんは朝から晩まで釣場の再整備に追われているそうです。


[一心不乱に重機を操る管理人さん]

他の管理釣場も、度重なる雨災害に何度も釣場整備に追われたり、通行止めの特別解除により今やっと営業の目処がたったところもあると聞きます。

筋が違うかもしれませんが、大変な災害を経て急ピッチな整備で営業をしてくれているこの管理釣場に、年内残り少なくなりましたが、通える限り楽しませていただこうと思い、帰路へとつきました。





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