群馬管理釣場11月17日 ~テンカラ初めての同級生~

タツおう

2018年11月22日 21:10



こんばんは。
タツおうです。

寒さを感じる季節の中、群馬県の管理釣場へ行ってきました。
同行者は、そろそろ30年のお付き合いになります、高校時代の同級生ケ○ジくんです。


[前週に行った園原湖の紅葉]

ケ○ジくんとは、連絡を取り合っていましたが、私の仕事が土日休みで、ケ○ジくんは平日が休みのため、なかなか日中に会う機会がありませんでした。
しかし、私のブログを観閲いただき、一度テンカラをやってみたいと、土曜日に休みを取ってくれて、今回の釣行の次第と相成りました。



到着は遅めの9時半、準備をして10時前に川へ降り立ちました。
見馴れてしまった私と比べて、管理釣場とはいえ自然渓流の色が濃い川を見たケ○ジくんは感動しています。
私と違い、妻子持ちのケ○ジくんは、『晩ごはんは父ちゃんが釣ってくる!』と豪語してきたため、ボウズだと今晩は一家で白米と味噌汁だけとのことです。
必ず釣ってもらわないといけませんね。


[初めて渓に降り立つケ○ジくん]

竿は私がテンカラを始めた頃に使用していた、アルファタックル テンカラ超飛330に、竿と同じ長さのフジノライン ソフトテンカラを取り付けて、ハリス1Mの先にタツおう毛バリ#12の仕掛けでケ○ジくんに渡します。(初めてのテンカラには良いセットですね。)
振ってもらうと、YouTubeで勉強をしたと言うケ○ジくんは、なかなかうまいキャスティングです。(もちろんテンカラ大王殿下の映像ですよね!)
私の最初の頃と比べると雲泥の差ですよ…

魚影の濃い管理釣場だからか、タツおう毛バリが良かったのか、すぐにケ○ジくんにアタリがありました。
こちらから『アタリだよ!合わせて!!』と言うと、ケ○ジくんは動きません。
『喰ってるって!!』と叫ぶと、ケ○ジくんは『?』な表情でこちらを見つめます。
案の定、掛かりかけた初釣果は逃げていきました。
ケ○ジくんに理由と聞くと、釣りはほぼ初めてだったため、合わせと言われてもわからなかったようです。
親密なればこそのヒヤリング不足でした。


[初めてのテンカラ釣果]

アタリと合わせを説明して、次のアタリにはしっかり合わせて、初釣果となりました。
しかしニジマスなので、大事にリリースです。
ある程度の形になったので、私も釣りはじめて、ケ○ジくんにはひとりで釣ってもらいます。
少しすると、『オーッ!』と声が響きました。
ケ○ジくんを見ると、かなり竿が引かれています。
竿を立てながら後退させて、見事に40㎝弱のニジマスを釣り上げました。
なかなかの型ですが、まだ早いと写真だけ撮ってリリースしました。
このリリースの選択が、後悔に繋がることになるとは、この時は知るよしもありませんでした。



いままでは、流れのあるポンドでテンカラのキャスティングから合わせて取り込みまでを練習しました。
次も一緒にテンカラをすることができるのであれば、じっくりと練習をするのですが、次はいつになるのかも分からないので、渓流での本当のテンカラを味わってもらいたく、早くも自然渓流エリアへと足を運びました。


[冬モードに入りつつある渓]

自然渓流エリアは季節が移ろい、川には落ち葉が流れ、水流が少ない晩秋模様となっています。
もちろん狙った場所に打つことは難しいので、流れに向かって大雑把に振り込んでもらいます。
大雑把でも魚影が濃い管理釣場では、毛バリにきてくれます。
しかし、水量の少ない自然渓流で合わせは難しいですが、魚影の濃い管理釣場です。
やり直しは何度も可能なため、ケ○ジくんも見事イワナの釣果を得ることができました。

天然渓流では、放流量や時期により釣果は大きく変化しますが、しっかり放流をしてくれている管理釣場では、初めてでも自然渓流で釣果を得ることができます。
これだけ良い環境のところは少ないでしょう。
しかし私は、同じこの管理釣場の自然渓流で釣果を得るまでに、とても時間が掛かりました。
それを考えると、教え方も少しはうまくなったのかなと自画自賛です。
いやいやケ○ジくんのセンスですかね?



自然渓流エリアでの釣果もあり、後は釣りをゆっくり楽しんでもらいたいと、釣れるポンドへ戻りました。
ポンドへ戻ると、先日のテンカラ大王秋の釣遊会でご一緒だったHさんらしきテンカラ師がいらっしゃいます。
もしかしてと、おそるおそる近づいて確認しましたが、違ったみたいです。
残念でしたと離れようとしたところ、その方に『タツおうさん!』お声を掛けられました。
間違いではなくHさんでした。
大変失礼いたしました。


[イワナは難なくキープしたのですが…]

たまには母親にも食べてもらいたいと、ケ○ジくんにはひとりで釣ってもらい、私は漁モードへ入ります。
ネットをケ○ジくんに預けたため、久しぶりに魚籠を持って、ふたたび自然渓流エリアへと入って行きました。
魚籠への入れ損ないのバラしも多かったですが、あまり奥までは行かずに希望する数のイワナを得て戻りました。(残念ながらヤマメは全てバラしてしまいました。)

再びケ○ジくんと合流すると、ケ○ジくんもイワナを釣っていて、イワナの塩焼きはケ○ジ家とタツおう家共に行き渡る量に達しました。
これから唐揚げにするニジマスにターゲットを絞ります。
唐揚げのニジマスは、尺くらいの型が欲しいのですが、先ほどまで釣れていたニジマスがピタッと釣れづらい状況に…
仕方なく、なんとか釣れた尺弱のニジマスをケ○ジ家分だけキープして、終了しました。
最初の40㎝クラスのニジマスをキープしておけば良かった…



受付に戻り、定番の蕎麦と炭火で焼く鴨肉で遅いランチを楽しみました。
もちろんキープしたイワナは炭火で塩焼きに、ニジマスは唐揚げに調理をしていただき、お土産となりました。
ケ○ジ家もタツおう家も、お土産が晩のオカズとなったのですが、私の母親はもちろんのこと、ケ○ジくんの奥様も娘さんも美味しく食べてくれたみたいです。


[やっぱり炭火がいいですね]

こうして初めてなのですが、私のなかでは新鮮さを全く感じない、ケ○ジくんとの釣行が幕を閉じました。
気心が知れていると、初めてでもこんな感じなのでしょう。
おそらく次回があるとしても、数年後になってしまうのではないでしょうか。
しかし機会があれば、一緒にテンカラを楽しみましょう!!
実はケ○ジくん、アマチュアの大会ですがビリヤードの大会で優勝するほどの腕前なのです。
今度はビリヤードを教えて下さい!!
よろしく!!





テンカラ万歳!!






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