私のテンカラ毛鉤
不完全燃焼とも思える昨シーズンを終えて、また新たなシーズンを待ち焦がれる今日この頃を過ごしてます。 毎年この時期に、私の休日でテンカラに因んだ過ごし方は毛バリ巻きです。 よく使うレギュラーと言える毛バリの量産と、シーズン中に何でこんなのを巻いたのだろうと自分でも疑問を感じるかもしれない、奇をてらうような毛バリ。 しかし、どんな毛バリでも、巻いている時は釣れると思って巻いているのであります。 後で見て、自分でも頭の上に?が飛び交うことがあったとしても…。 今回はレギュラー毛バリ、自然渓流で主に使っている毛バリを自身の主観を多大に踏まえながら、ご紹介をさせていただこうと思います。
《普通毛バリ》
・フック VARIVAS2430V-WBL(#12 #14)
GW明けのテンカラが良い季節になってから、禁漁になるまでの長い期間に使用する、基本的に一番最初に使っている毛バリです。 自分の中では、水面直下から中層までを自然に流して使おうと考えています。 何より、一番取り付けやすいから、一番使っています。
《逆さ毛バリ》
・フック VARIVAS2430V-WBL(#12)
普通毛バリと同じような時期に使用します。 活性の高い時に表層を誘いながら引いたり、活性の低い時の水面直下の誘いや一回り大きな毛バリを試したい時に使います。 この毛バリを使い出した理由は、「テンカラ毛鉤=逆さ毛バリ」と言う自分の勝手なイメージから巻き始めました。 今でもイメージは変わってないですね。
《アルパカ毛バリ》
・フック VARIVAS2430V-WBL(#12 #14)
主に解禁時期から盛期前まで使用します。 短いハックルに内部に接着剤をたっぷり含ませたアルパカ毛で巻いた胴。 下巻きにワイヤーを巻いたり、タングステンビーズをつけて、中層から最下層を流したい時に使います。 接着剤を多く使うのは、接着剤が水よりも比重が高いと思い込んでやっていますが、実際のところ調べたことはありません。
《ビーズヘッド毛バリ》
・フック VARIVAS2130V-BL(#16)
主に解禁当初に使用します。 タングステンビーズをつけて沈めたいのですが、考えているより沈まないです。 そのため、場所によりガン玉をつけて一気に沈める時もあります。 良いか悪いかわかりませんが、目立つ蛍光色も揃えてます。 解禁当初は難しい時期なので、気分転換で毛バリを変えられるように種類を用意してます。
これまでが、私が主に使用している毛バリになります。 同じような毛バリしか巻いていないので、そこそこ見られる毛バリを巻けるようになりました。 自分で巻くからには、きれいに巻きたくなりますよね。 他の方から毛バリを誉められると嬉しくなりますよね。 しかし、毛バリがきれいに巻けたからと言っても、釣れる訳ではありません。 もちろん魚が毛バリの品評会はやりません。 魚は毛バリを選ばないのです。 釣れるのは、毛バリの大きさと流すレーンと層なのだと考えています。 この考えは、私が師事させていただいている
石垣尚男先生(テンカラ大王)の教えによるものです。 石垣先生が、魚は毛バリを選ばない根拠を詳しくYouTube
テンカラ大王チャンネルで解説してますので、ぜひ一度ご覧になって下さい。
※YouTubeテンカラ毛バリの理論
さぁ毛バリを巻こう!!
テンカラ万歳!!
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