アンディーズハウス テンカラ講習会

タツおう

2023年08月29日 05:26



長いトンネルです。 そうそれは関越トンネルでした。 この関越トンネルを車で走るのは何年ぶりでしょう。
明るくなるのが遅くなってきたにもかかわらず、朝起きると日がさしていました。 最近は仕事もプライベートも多忙を極め、膝の修理後の筋トレもサボり気味。 そのため前日のリハビリが非情に厳しいものとなりました。 そんなわけで寝坊の言い訳ではありますが、目覚めたら筋肉痛になっていたので、リハビリの激しさは大げさではないことなのかなと自己完結して、そそくさとお出掛け準備に取りかかりました。
関越トンネルを抜けてたどり着いたのが、石打丸山スキー場の麓にあるペンションアンディーズハウスさんです。 今回は、アンディーズハウスさん主催のテンカラ教室に参加です。 このテンカラ教室の講師は、もちろんテンカラ大王石垣尚男先生です。


[ゲレンデ直結のアンディーズハウスさん]

昔はみんなやっていたスキー。 関東から交通の便が良く、多くのスキー場がある新潟県湯沢町、何度も訪れた思い出の場所です。 当時は夜に出発して夜中に到着、仮眠をしてからスキーにGoでしたが、今回の到着は11時です。 講習のスタートが夕方なので、異常な暑さの中ではありますが、アンディーズハウスのご主人に入渓場所を教えていただき、初めての新潟の渓へと向かいました。 到着したのは教えていただいた入渓場所とは少し違うかもしれませんが、なかなか良い渓相なので、竿を出すことにしました。
陽当たりの良い正午前後、当然のように魚の影も見えません。 それに筋肉痛の臀部と太股、大量に流れる汗で消耗して、早々と車に戻りました。 もて余した時間で、渓流の水の流れを聴きながら、残った仕事を片付けました。


[なかなか仕事が捗りました!]

アンディーズハウスさんに戻ると石垣先生や運営のTRY-ANGLEさんも到着です。 TRY-ANGLEさんご了承で到着ビールをいただきました。 続々と集まる受講者さん。 先ずは座学からスタートです。 久しぶりに拝聴する名調子のテンカラ講義に聞き入ってしまいました。 テンカラ初心者がほとんどですが、他の釣法をやられている方も多く、なるほどと思う質問もあがり、受講者の皆さんも有意義なお時間を過ごされたのではないでしょうか。 座学の後にボリュームたっぷりの美味しいお食事をいただき、続いて毛バリ巻き講習です。 いつもの石垣毛バリ、これはお手伝いできるので、ちょこっとばかりサポートさせていただきました。 そのまま石垣先生を囲んだ座談会になりましたが、そちらには少々顔を出させていただき、早めに退散、就寝ささせていただきました。


[朝の景色も最高です!!]

早く寝かせていただいたので、朝も早く目が覚めました。 周りを散歩しながら、昨日から続く筋肉痛をほぐします。 朝食をいただいて、参加者みんなで出陣です。 2日目は実釣講習です。 広々とした魚野川本流のキャッチ&リリース区間での講習です。 なかなか良さそうな雰囲気ですが、昨日と変わらず陽当たり良好が気になります。 まずはじめにテンカラいろはのいの字のキャスティングからスタートです。 石垣先生の無駄な力の入らないきれいなキャスティングのお手本です。 そして、石垣先生だけ川へ入ってポイントの説明ですが、ここぞのポイントでも魚が顔を出しません。 誘っても逆引きでも全く反応がありません。 これはヤバいと思いつつ、実釣講習がスタートしました。


[今回最年少参加のテンカラ王子]

蓋を明けてみると、厳しくはありましたが、意外と皆さん釣れていました。 そのシブい中でも光っていた最年少のテンカラ王子です。 小さいながらもきれいなループを描く大人顔負けのキャスティングで、20㎝を含む2匹のヤマメを釣り上げました。 別の場所で石垣先生の指導を受けてテンカラにはまってしまったとのことです。 テンカラ王子と呼ばれた少年は過去もいらっしゃいましたが、今度の王子は末長くテンカラ王子の愛称を維持してほしいですね。

熱い厚い暑いテンカラ講習が終わりました。 今年で2回目といいますが、講習色の強いテンカラ講習会は久しぶりでした。 来年も開催されそうなので、もしテンカラをやってみたいという方は、ぜひチェックをしておいて下さい。 とてもフレンドリーで、よい時間を過ごせると思います。 可能であれば来年もサポート参加させてもらいたいです。




テンカラ万歳!!






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