山梨小菅川 2023年4月8日 ~リゲインアゲイン僕のテンカラ~
朝起きるのがつらい。 先週は自分の充電で身体を休めたのですが、一週間で元に戻ってしまったようです。 ベッドの中で渓流に立つ自分をイメージ…。 一気に目が覚めました。 着替えて準備をして、一呼吸もおかずに車に乗り込みました。 出発は少し遅めの5時半でしたが、車での旅行が少なくなったのか、考えていたよりも車は少なく、8時前に到着することができました。 着いたのは小菅川です。
[最高のタイミングの到着です!!]
けっこうの混み具合を予想してましたが、遅い到着が功を奏して車のいない入渓場所がありました。 2番手3番手でもオッケーです。 前後に人がいなければ、ゆっくりと自分のペースで進めます。 テンカラなのでゆっくりではないかもしれませんね。 久しぶりの自然渓流で心が弾みます。 最初の淵で銀色の魚影が反転しました。 掛かったと思ってあわせたのですが、スカーンと毛バリが跳ね上がりました。 少しは掛かったのです。 掛かりが浅く、一瞬で外れてしまいました。 しかし、久しぶりの自然渓流での魚の感触に顔がほころびます。
最初の淵から、長い時間を竿振りの沢登りが続いてます。 最初のバラしは縁起が悪いと変な格言が頭をよぎります。 水量が少ないので、以前の淵になっていたところでも水深が浅く、魚がついていません。 最近のC&Rで使った変な毛バリは使わずに、#16ビーズヘッドの普通毛バリです。 春先はこれでいいはずなのです。 信じることは大切ですね。 しっかりあたりを見て掛けることができました。
[今年初めてのイワナです!!]
よく手を冷やして、天然の良く食べているプクプクのお腹を触らせてもらいました。 もっと大きくなって「また釣られてね」と願いながら、優しくリリースしまます。 なぜか暖かい何かに包まれている気分になりながら、元の場所へと戻っていくイワナの後ろ姿を見送りました。
堰堤で戻り、車で他の入渓場所を見ましたが、当然車がいっぱいです。 上流源流部が工事のため立入禁止(川通しでも禁止です!)のため実質禁漁になっているため、仕方がないことです。 まだ時間は早いので、魚の濃いC&Rに行くことにしました。 C&Rに降りると『渓流釣りのすべて』の関係の方々がいらっしゃいました。 その中に顔見知りの方がいらっしゃったので僭越ながらご一緒させていただいちゃいました。(石垣先生ではないですよ!?)
[廣瀬屋さんの天ざる蕎麦です!!]
私の到着がルアー教室の団体さんが通り過ぎるところだったからか、スレているC&R魚は私の毛バリに全く興味が無いようです。 むしろ避けられている始末です。 そんなこんなで、こちらも見切りをつけてお昼にしたのですが、ちゃっかり雑誌の方々とお昼もご一緒させていただきました。
ひとりで渓を歩くのが久しぶりです。 本当の意味での復帰なのでしょう。 とても楽しかったです。 天然イワナにも触れることができて、バラしにひとりで情けない声をあげて叫ぶことができて、完全復活を実感できました。 また、雑誌に出ている方々とご一緒できるとは、恵まれていると心より感謝です。 前回もそうでしたが、釣法が違っても巧い方の釣りを拝見すると、教えていただくことが沢山あります。 それに自分がうまくなりたいと、とても良い刺激になります。 おそらく、昨年の膝の手術によりテンカラができない期間を過ごしたことが、このような感情を高めているのだと思います。 なんか今年は技術的に上達しそうな予感です。
テンカラ万歳!!
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