栃木鬼怒川系 5月25日[13/11] ~明日に向かって打て!!~

タツおう

2019年05月27日 21:23

今回は、何処に行くか迷いました。
知っている、年券を持っている渓に行こうと思っていました。
それは知っている渓でないと、復習ができないからです。
今年も年券を持っている渓は2ヵ所。
確実に釣果が見込まれる渓か、今年は良いイメージが無い渓か…
迷ったら「棘の道を進め」と聞いたことがあります。
復習しながら復讐しないとですよね。
そして、今年は惨敗と言っても過言でない、奥鬼怒へと車を走らせました。
濃い一週間を経て、自分が変わったことを確認するために…


[渓も天候も絶好の状況です!!]

元の週末テンカラ師に戻ったのですが、やはり土曜の朝は車が多いですね。
少々時間がかかった気がしますが、予定通りの8時に到着です。
雲ひとつ無い快晴で、天気予報の通り暑くなりそうです。
前回と同様に、ウェットスタイルで準備をしました。
日差しが強い中、陽の光から逃げ場のない本流を選んだのは、特に意味はありません。
日光市内だからと、ダジャレでもありません。
ゆっくり竿を振りたかったのと、川幅の広い渓流が、今の自分の目にどのように入ってくるか、興味があったのかもしれません。



渓に立った時が、ハッチの最中だったのでしょうか。
かなりの羽虫たちが飛び交ってます。
しかしライズはありません。
先日の釣行の際に見られた苔の塊は、先日の大雨で流されたようです。
水量も回復したものの、平水までは至らなかったようです。
時合いが良かったのか、スタートから短い時間でポンッポンッポンッと6~7寸くらいのヤマメたちが掛かりました。


[早くも今年2度の釣行リベンジ達成]

川幅の広い本流は、ポイントが分かりづらく少々苦手意識を持っていたのですが、ウケを教えていただいたことにより、無数のポイントが分かります。
川の状況も良くなって、時合いの良い高活性時に、しっかり釣果を残すことができました。
釣れる時に釣ることはできていたと思うのですが、その精度が上がったと言うか、以前よりも大きく成長したことを実感できました。



ヤマメを釣ったらイワナも欲しくなるのが、人間の心情ですよね。
後追いと分かる足跡がありますが、かまわず遡行を続けました。
活性も無くなり、炎天下の沢登りが続きます。
歩きながら思ったのは、ウケを覚えたことにより、この川が魚の住みやすい環境であることが改めて分かりました。
しかしゴールデンウィークを超えると、魚も少なくなってしまうのかなと、少々淋しさも感じます。
そんな弱気なことを考えて、もう太陽が下がってこないとダメかと思っていたら、念願のイワナが出てきてくれました!!


[念願のイワナは8寸の良型です!!]

丹念にウケを狙い続けた結果です。
炎天下ダレずに、集中してアタリを見ていた結果ですね。
いかにものイワナポイントで、イメージ通りに出てくれて大満足でした。



堰堤まで行かなかったものの、本流をかなり遡行してしまいました。
道路に出て、熱せられたアスファルトの上を歩き、駐車場所まで戻りました。
道中ふと見ると、藤の花が咲き乱れていました。
ここ奥鬼怒のテンカラ盛期は、いま始まったのかなと、今年2度の惨敗が少し慰められました。


[ところ狭しと咲く藤の花]

しかし今期2度の釣行よりも数段にレベルが上がりました。
理由は、見るポイントの数が多くなったことと、見切りが早くなったこと。
釣果があったのに、遡行スピードは過去最速だったのではないかと思うくらい進んでいました。
今度は、もう少し早い時間から同じところを遡行してみたいと思います。
あと水量を上げる雨が欲しいですね。





テンカラ万歳!!






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