こんばんは。
タツおうです。
相変わらず雨の降らない梅雨まっただ中に、
ノムリエTさんと奥鬼怒の栗山エリアへ行ってきました。
今回は、夜中の出発で早朝入渓を目指して車を走らせます。
明るくなり始めの頃に霧降高原道路を走ると野生動物に何度も遭遇です。
(詳しくは
ノムリエTさんの
道中ブログにて)
昼間は見かけることは少ないですが、けっこういるんですね。
鹿との接触危機はありましたが、無事に栗山エリアへ到着。
入渓を鬼怒川本流に決めて、車を停めました。
ノムリエTさんが用意してくれた、カセットコンロとヤカンで湯を沸かして、カップラーメンとドリップコーヒーで朝食です。
(カセットコンロはすぐれものですね!!)
屋外でレンジアップではない暖かい食事は嬉しいですね。
澄んだ空気ときれいな景色で普段食べるカップラーメンが数倍美味しく頂けました。
ノムリエTさんありがとうございます。
腹ごしらえも済み、準備も終えて、いざ入渓です。
入渓場所は広く、2本に分かれているので、二手に分かれて遡行します。
(最近の入渓間もないHitは継続です。)
(本日は、立て続けにヤマメも!!)
入渓して早々の釣果に、先の期待が膨らみます。
ノムリエTさんにも釣果があり、順調に楽しく遡行が続きます。
たまに風が吹くこともありますが、広々としているので気兼ねなく竿を振り回せます。
(この魚影は川から離れて見ても目立ちます。)
ふと弛みに1尾の魚影を見つけました。
我々とは反対方向を向いているので、気づかれていないようです。
丁度良い場所に隠れるにはもってこいの大岩があります。
そっと大岩に近づき、位置を取ります。
そして第一投。
少々深いところに定位しているためか、全く興味を示しません。
ここは誘いで行こうと決めて第二投目。
ピクッと首を動かして反応します。
誘いで正しいようです。
そして三投目。
誘いをいれると水面まで一気に伸び上がってきました!!
集中している視界には、毛バリに近づいてくる黒い影をはっきりと確認してます。
まるでスローモーション画像を見ているように…
そ水面を割って毛バリを口に入れた瞬間に合わせ!!
しっかり掛かった状態でやりとり、相手が疲れたとこでネットイン!!
(釣り上げるよりもビクビクで撮影。)
写真撮影前に逃げられそうになり、焦りましたが、無事に写真に納めて元の場所へと戻っていきました。
今回の誘いは、今年の春に参加させて頂いた、テンカラ大王石垣先生が主宰された
芝川釣行会で、Mさんに伝授して頂いた誘いでした。
水面にハリスをつけずに毛バリだけをつけて、クイックイッと手前に引いてくる誘いです。
『石垣先生!! Mさん!! 会得ました!!』
『ありがとうございます!!』
その後は、あまり竿は出さずに会心の1尾の余韻に浸りながら
ノムリエTさんの後をくっついて回ってました。
そして堰堤にたどり着きました。
高さはありませんが、落ち込みが広い堰堤です。
駈け上がりを水面下で誘ったところ様子を見にきました。
また秘技水面引きかなと。
そして誘うとバシャッ!!
(またもや会心の1尾です!!)
ノムリエTさんも先程の弛みのイワナより一回り大きいかもしれないサイズのイワナを出してました。
気温も上がってきたので、堰堤で竿を納めました。
途中に少し沢へ寄り道したにしても朝5時に入渓して退渓は12時です。
移動しないで続けて7時間は初めてではないでしょうか。
足腰ガクガクに疲れて延長戦もしないで帰りました。
(会心の一釣で最高の笑顔!!)
今回は、体力的に非常に疲れました。
しかし、誘いから会心のあたりと合わせで精神的には200%の満々足です。
いままで見える魚を釣り上げるのは、苦手でした。
まさに
芝川釣行会で教えて頂いたから得られた釣果です。
石垣先生、Mさん、本当にありがとうございました。
お礼は、この笑顔でいいですかね?
テンカラ万歳!!